い‐せき【医籍】
1 医師免許証所有者の氏名・戸籍などを登録する厚生労働省の帳簿。 2 医書。
いせ‐ごよみ【伊勢暦】
近世、土御門家の暦の写本をもとに、伊勢国宇治などの暦師が版行した暦。伊勢神宮の御師(おし)がお札(ふだ)に添えて全国に配った。
イソホものがたり【伊曽保物語】
《原題Esopo no Fabulas》「イソップ物語」をポルトガル語から室町末期の口語に訳し、ローマ字で表記、刊行した本。70話。宣教師ハビアン訳。文禄2年(1593)、天草で出版。天草本伊...
いそ‐まつり【磯祭(り)】
1 「磯遊び」に同じ。《季 夏》 2 漁師が豊漁を祈願する竜神祭り。浦祭り。潮祭り。瀬祭り。竜宮祭り。
いそ‐や【磯屋】
海辺にある漁師などの家。「藻塩(もしほ)焼くあまの—の夕煙(ゆふけぶり)立つ名も苦し思ひ絶えなで」〈新古今・恋二〉
いたく‐ろうどうしゃ【委託労働者】
企業等と業務委託契約を結び、個人事業主として業務に従事する人。 [補説]大工・バイク便ライダー・ウェブデザイナー・雑誌編集者・行政書士・美容師・コンサルタント・食品販売スタッフなどに見られる。
いたけ‐だか【居丈高】
[形動][文][ナリ] 1 (「威丈高」とも書く)人に対して威圧的な態度をとるさま。「—に命令する」 2 座ったときの背が高いさま。「偏(かたほ)にものし給はむ人の—に髪少なにて」〈栄花・根合〉...
いた・す【致す】
[動サ五(四)]《「いたる」に対して「いたらせる」の意。敬語として用いられるのは中世以降》 1 届くようにする。至らせる。「遠い祖国に思いを—・す」 2 そのことがもとで、ある結果、特によくない...
いた・む【悼む】
[動マ五(四)]《「痛む」と同語源》人の死を悲しみ嘆く。「恩師の死を—・む」
いちじ‐せんきん【一字千金】
《秦の呂不韋(りょふい)が「呂氏春秋」を著した時、それを咸陽(かんよう)の城門に置き、1字でも添削できた者には千金を与えようと言ったという、「史記」呂不韋伝の故事から》 1 非常にすぐれている文...