ふん‐ばり【踏ん張り】
1 ふんばること。「疲れて—がきかない」 2 下等な遊女を卑しめていう語。ふりばり。「—め、血迷うて何ぬかす」〈浄・大経師〉
ぶい‐ころがし【部位転がし】
公的医療保険における療養費の不正請求の手口。柔道整復師が、同じ患者に対して、治療部位を次々と変えて保険対象外の施術を繰り返し、これを支給対象となる症状に対するものと偽って、保険者に請求する行為をいう。
ぶっ‐こう【仏工】
仏像・仏具などを作る人。仏師。
ぶっし【仏師】
狂言。偽仏師が仏像を求める田舎者をだまして吉祥天の製作を引き受け、自分が吉祥天の仏像になりすますが、いろいろ形を直すうちに正体がばれる。
ぶっ‐しょ【仏所】
1 仏像を安置する所。 2 仏のいる所。浄土。 3 仏像やその付属物を製作する工房。奈良時代には官営の組織で造仏所とよばれたが、平安中期以降、大仏師の工房、およびそれに所属する仏師の集団とその系...
ぶっそく‐せき【仏足石】
釈迦の足の裏の形を表面に刻んだ石。インドの初期仏教では仏がそこにいることを示すしるしとして用いたが、のち礼拝の対象とされ、千輻輪(せんぷくりん)などの図が刻まれる。日本では奈良の薬師寺にあるもの...
ぶっそくせき‐の‐うた【仏足石の歌】
奈良の薬師寺にある仏足石歌碑に刻まれた21首の歌。仏足石にちなんで仏を賛美したもので、1字1音式の万葉仮名で表記。
ブッタップ‐じ【ブッタップ寺】
《Chua But Thap》ベトナム北部、バクニン省にある仏教寺院。首都ハノイの東約25キロメートルに位置する。正式名称は寧服寺(ねいふくじ)。13世紀、陳朝初期の創建とされ、17世紀半ばの大...
ぶつり‐そしつ【仏籬祖室】
仏陀の籬(まがき)と祖師達磨の室。転じて、仏教と禅門のこと。
ぶ‐どう【無道/不道】
[名・形動]《「ぶとう」とも。「不道」の場合は「ふどう」とも》 1 人の道にはずれること。また、そのさま。非道。「悪逆—」「欲心に義を忘れたる五大院右衛門が心の程、希有(けう)なり、—なりと」〈...