き‐はつ【揮発】
[名](スル) 1 液体が、常温で気体となって発散すること。「ベンジンが—する」 2 「揮発油」の略。
キュー‐カーボン【Q-carbon】
《quenched carbon》炭素の同素体の一つ。常温常圧下で炭素の薄膜にパルス状のレーザーを照射して瞬間的に加熱したのち、ただちに冷却することによって得られる。ダイヤモンドよりも硬く、強磁...
きん‐ぞく【金属】
一般に、金属光沢をもち、熱や電気をよく伝え、強度が大きくて折れにくく、展性・延性をもち、常温で固体の物質の総称。重金属と軽金属、貴金属と卑金属、遷移金属と非遷移金属などに分類される。
クリック‐ケミストリー【click chemistry】
有機化合物の合成方法の一つ。材料となる物質に互いに結合しやすい官能基を導入し、結合反応を進める。1998年、シャープレスがアルキンとアジ化物の付加反応を利用する手法を提唱。メルダルが銅を触媒とし...
クロム【(ドイツ)Chrom/(フランス)chrome】
クロム族元素の一。単体は銀白色で硬い。天然にはクロム鉄鉱として酸化物の形で産出。常温ではきわめて安定でさびにくく、耐食・耐熱性にすぐれ、めっき、ニクロム・ステンレス鋼などの合金に用いる。元素記号...
くんじょう‐ざい【燻蒸剤】
常温で気体の状態で作用させて殺虫・殺菌をする薬剤。建物を密閉して用いる。クロルピクリン・酸化エチレン・臭化メチルなど。
こう‐こう【硬膏】
常温では固形で、加温軟化して皮膚に粘着させて用いる外用剤。硬膏薬。硬膏剤。⇔軟膏。
こてん‐とうけいりきがく【古典統計力学】
古典力学に基づいて原子や分子の運動を取り扱う統計力学。極低温・高密度の現象の場合、量子力学を用いる量子統計力学との違いが顕著になるが、高温(常温)・低圧(常圧)の場合は古典統計力学による近似が成...
コールド‐パーマ
《(和)cold+permanent waveの略》熱を使わずに、薬液だけを用いて常温でかけるパーマネントウエーブ。コールドウエーブ。
さんふっか‐ちっそ【三弗化窒素】
窒素と弗素の化合物。無色無臭の気体。水に難溶。常温では化学的に安定で、温度が上がると酸化力が強くなる。半導体集積回路のプラズマエッチングに用いられる。温室効果ガスの一種で、二酸化炭素の約1万7千...