かり‐かつよう【カリ活用】
文語形容詞の連用形語尾「く・しく」にラ変動詞「あり」が付いて音変化した「かり・しかり」の活用形式をいう。例えば、「高かり」「恋しかり」の類で、形容詞に欠けた、助動詞に続く機能をこれで補っている。...
かり‐ぎぬ【狩衣】
《もと、狩りなどのときに着用したところから》古代・中世、公家が常用した略服。胡服(こふく)系の盤領(まるえり)で、前身頃(まえみごろ)と袖が離れており、袖口にくくりの緒がついている。布製であると...
かん【乾】
[常用漢字] [音]カン(呉)(漢) ケン(漢) [訓]かわく かわかす ほす いぬい 〈カン〉 1 かわく。かわかす。「乾期・乾湿・乾燥・乾物・乾電池」 2 空にする。「乾杯」 〈ケン〉 ...
かん【冠】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]かんむり かぶる 1 頭にかぶるもの。かんむり。「冠位/衣冠・王冠・加冠・金冠・戴冠(たいかん)・宝冠・月桂冠」 2 りっぱな地位・栄誉のシ...
かん【勘】
[常用漢字] [音]カン(漢) [訓]かんがえる 1 考え合わせる。つき合わせて調べる。「勘案・勘考・勘合・勘定/校勘」 2 罪を調べただす。「勘気・勘当/推勘・勅勘」 3 直感。第六感。「勘所...
かん【勧〔勸〕】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉) [訓]すすめる 励ましすすめる。「勧業・勧告・勧奨・勧誘・勧善懲悪」 [名のり]すすむ・ゆき
かん【喚】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]わめく よぶ 1 大声で呼ぶ。わめく。「喚呼・喚声/叫喚」 2 呼び出す。「喚起・喚問/召喚」
かん【堪】
[常用漢字] [音]カン(漢) タン(慣) [訓]たえる こらえる たまる 1 たえる。こらえる。「堪忍」 2 すぐれている。「堪能(かんのう)/不堪」 [補説]「堪能(たんのう)」は「足んぬ」...
かん【寛】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]ひろい ゆるやか くつろぐ 1 スペースがゆったりと広い。「寛闊(かんかつ)/褐寛博(かつかんぱく)」 2 気持ちにゆとりがある。心が広い。...
かん【患】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(漢) ゲン(呉) [訓]わずらう うれえる 1 心配する。心配事。「外患・苦患(くげん)・災患・憂患」 2 病気になる。病気。「患者・患部/疾患・重患・大患・...