いなば【因幡】
旧国名の一。鳥取県東部にあたる。古くは「稲葉」「稲羽」とも書いた。因州(いんしゅう)。
うさ‐はちまん【宇佐八幡】
⇒宇佐神宮
おう‐ばん【黄幡】
1 葬儀のときに用いる黄色の旗。 2 暦注の八将神の一。軍陣の守護神。弓始めに、この神のいる方角に向かって射れば吉とし、また、その方角に門を建てたり土を掘ったりすることは凶とした。
おうみはちまん【近江八幡】
滋賀県、琵琶湖東岸の市。八幡瓦(がわら)・淡水真珠を特産。平成22年(2010)に安土町と合併。中央部の八幡山の南に豊臣秀次の城下町があった。江戸時代には近江商人の拠点。人口8.2万(2010)。
おばた【小幡】
姓氏の一。 [補説]「小幡」姓の人物小幡景憲(おばたかげのり)小幡篤次郎(おばたとくじろう)
ぎょく‐はん【玉旛/玉幡】
高御座(たかみくら)や御帳台(みちょうだい)の棟(むね)の下にかける装飾。玉を鎖であやどり、先端に薄金の杏葉(ぎょうよう)をつけたもの。
こはた【木幡】
京都府宇治市木幡(こはた)町を中心として山科あたりまでを含んだ地域の古称。[歌枕]「山科の—の山を馬はあれど徒歩(かち)より我が来し汝(な)を思ひかねて」〈万・二四二五〉
ごしょ‐はちまん【五所八幡】
九州で、五つの有名な八幡宮。筑前の大分宮、肥前の千栗(ちりく)宮、肥後の藤崎宮、薩摩(さつま)の新田宮、大隅の正八幡の五社。現在では他にも同様のものがある。五大八幡宮。
しょう‐はちまん【正八幡】
「正八幡大菩薩」の略。「—も照覧あれ」
かみ‐はちまん【神八幡】
[副]⇒しんはちまん(神八幡)