あお‐さ【石蓴】
アオサ科の緑藻。海岸の岩石に着生し、濃緑色で平たく、ところどころに穴がある。あなあおさ。《季 春》「—つく石にかなしや海苔(のり)つかず/虚子」
あか‐ぐつ【赤靴/赤苦津】
アンコウ目アカグツ科の海水魚。全長約30センチ。体形はアンコウに似て頭は大きく円形で平たく、体表にとげが密生し、全身赤色。東北地方以南の太平洋およびインド洋に分布。
あこだ‐うり【阿古陀瓜】
ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。秋の初め、光沢があって赤色の平たくて丸い実がなり、飾りにする。金冬瓜(きんとうが)の一種。
あこだ‐なり【阿古陀形】
《アコダウリのような丸い形をしているところから》 1 青磁などの平たくて丸い形の器。 2 兜(かぶと)の鉢の、丸形で頂上がややくぼんだもの。
あさうら‐ぞうり【麻裏草履】
草履の裏に、麻糸を平たく編んだひもをとじつけたもの。
あぶら‐ぎり【油桐】
トウダイグサ科の落葉高木。葉は卵円形で、柄の付け根に2個の蜜腺(みっせん)がある。初夏に紅がかった白い花を群生。種子は平たく、有毒。種子からしぼった油を桐油(とうゆ)という。材は箱や下駄の材料。...
いた【板】
1 材木を薄く平たく切ったもの。「床に—を張る」 2 金属・石または合成樹脂などを薄く平たくしたもの。「—ガラス」「ブリキ—」 3 まな板。 4 「板場(いたば)」「板前(いたまえ)」の略。「—...
いただき‐もち【戴き餅】
円く平たくした糝粉(しんこ)の餅をくぼめ、小豆餡(あずきあん)をのせたもの。4月8日の灌仏会(かんぶつえ)に供えた。
いた‐の‐もの【板の物】
板を芯(しん)に平たく巻いた絹織物。いたもの。いた。
いち‐まい【一枚】
1 紙・板・貨幣など、平たく薄いものひとつ。→枚 2 田の一区画。 3 《役者の看板は一人1枚に書くところから》ある役割を引き受ける一人。「若手を—加える」 4 (多く「一枚上」の形で、副詞的に...