しん‐やくしじ【新薬師寺】
奈良市高畑町にある華厳宗の別格本山。山号は日輪山。天平19年(747)光明皇后が聖武天皇の病気平癒を祈願して建立したと伝える。開山は行基。奈良時代末期の遺構をとどめる本堂や薬師如来坐像・十二神将...
しんるい‐あずけ【親類預け】
江戸時代の刑罰の一。犯罪人が幼少または病気で刑を執行しにくい場合など、成長または平癒まで、親類に預けて監視させること。
すり‐ぼとけ【摺り仏】
死者に対する供養や、病気の平癒などを願って、仏・菩薩(ぼさつ)などの図像を紙や布に刷ったもの。日本では平安末期から流行した。
そこう【蘇合香】
雅楽。唐楽。盤渉(ばんしき)調で新楽の大曲。舞は六人舞。インドのアショカ王が蘇合香(そごうこう)の薬草で大病の平癒したのを喜ぶ曲という。
ひゃくにち‐ぼっけ【百日法華】
他宗の者が、病気平癒などを祈るため、一時的に法華宗信者になること。
ほうりん‐じ【法輪寺】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある聖徳宗の寺。山号は、妙見山。山背大兄王(やましろのおおえのおう)が、父聖徳太子の病気平癒祈願のため創建と伝える。もと法隆寺の末寺で、伽藍(がらん)配置も法隆...
ほつ‐がん【発願】
[名](スル) 1 神仏に願をかけること。立願。願かけ。「病気平癒を—する」 2 仏語。誓願を起こすこと。悟りを求める心や、人々を救おうという心を起こすこと。
まつり‐はらえ【祭り祓え】
陰陽師(おんようじ)が、病気平癒の祈願のために行うおはらい。
みょうけん‐ぼさつ【妙見菩薩】
北極星を神格化した菩薩。国土を守り、災難を除き、長寿をもたらすとされる。日本では、眼病平癒・安産・良縁のためにこの菩薩を本尊として行う修法があり、密教ならびに日蓮宗で祭祀。北辰(ほくしん)菩薩。
やくし‐じ【薬師寺】
奈良市にある法相(ほっそう)宗の大本山。南都七大寺の一。天武天皇が皇后の病気平癒を祈願し、天皇没後の文武天皇2年(698)藤原京に完成。平城遷都に伴い、現在の地に移転。たびたび火災などで諸堂を...