あの‐ひと【彼の人】
[代] 1 三人称の人代名詞。話し手・聞き手から離れた人をさす。女性から自分の恋人や夫をさしてもいう。 2 二人称の人代名詞。近世、対等以下の人をさして用いた。「これこれ、—一荷皆買ふが幾らだ」...
うっ‐けつ【鬱結】
[名](スル) 1 ふさがり滞ること。「血液が—する」 2 気分が晴れ晴れしないこと。鬱屈。「時子の胸に—した疑団(ぎだん)は幾らもあった」〈二葉亭・其面影〉
お‐いくら【御幾ら】
「幾ら1」の美化語。「この品は—ですか」
かた‐ぬけ【肩抜け】
負担や責任から解放されて楽になること。「それからは謙作も幾らか気持に—が出来た」〈志賀・暗夜行路〉
じゅう‐じゃく【柔弱】
[名・形動]「にゅうじゃく(柔弱)」に同じ。「如何にも温和で、幾らか—な処もあって」〈二葉亭訳・片恋〉