さしこし‐ねがい【差(し)越し願(い)】
一定の順序・手続きを踏まないで、直接上官や上司に願い出ること。
さし‐こ・す【差(し)越す】
[動サ五(四)] 1 一定の順序や手続きを踏まないで物事を行う。「所属長を—・して異動願いを出す」 2 送ってよこす。〈和英語林集成〉
さそりじょう‐かじょ【蠍状花序】
有限花序の一。花軸の先端に花がつき、その下から枝が1本出て花をつけ、次は反対側に分枝し、方向が交互に変わるもの。グラジオラスなどにみられる。互散(ごさん)花序。
さっ‐かん【錯簡】
書物のとじ違いなどで、ページの順序が乱れていること。また、書物の中の文字や文章の順序が乱れていること。
さっきでん【数奇伝】
田岡嶺雲の自叙伝。明治44年(1911)から明治45年(1912)にかけて「中央公論」誌に連載。単行本は明治45年(1912)刊行。三宅雪嶺、堺利彦、泉鏡花が序文を寄せている。
さて‐も
[感]なんとまあ。さてさて。「—みごとな花だ」 [副]そうであっても。そのままでも。「思ひわび—命はあるものをうきにたへぬは涙なりけり」〈千載・恋三〉 [接](「扨も」「扠も」「偖も」とも...
さと‐いも【里芋】
サトイモ科の多年草。茎はほとんど伸びず、葉は高さ約1メートルの柄をもち、大きい卵円形。夏にまれに花が咲き、淡黄色の細長い仏炎苞(ぶつえんほう)で包まれた雄花と雌花をつける。球茎と葉柄を食用にする...
さとえななくるま【仏兄七久留万】
上島鬼貫の句文集。享保12年(1727)に序がまとめられた。
さんいつ‐かてい【散逸過程】
熱平衡にない物質系において、摩擦によって力学的エネルギーや電気エネルギーが熱に転化する不可逆変化。熱力学における自由エネルギーの減少に相当する。しばしば秩序だった巨視的な構造が生み出される場合が...
さん‐え【三慧】
《連声(れんじょう)で「さんね」とも》仏語。智慧を修行の順序によって三つに分類したもの。経典の教えを聞いて生じる聞慧(もんえ)、思惟・観察によって得られる思慧(しえ)、禅定を修して得られる修慧(...