しだい‐がき【次第書(き)】
事物の由来、行事の順序などを書いた文書。「儀式の—」
しだい‐な【次第名】
兄弟の順序に従ってつけた名。長男を太郎(一郎)、次男を次郎(二郎)、三男を三郎などと命名する類。
しだい‐に【次第に】
[副] 1 物事の程度や状態が少しずつ変化・進行するさま。だんだんと。徐々に。「病気が—よくなっていく」 2 序列・順序に従って物事をするさま。順々に。「数(あまた)の検非違使(けびゐし)官人等...
しだい‐ふどう【次第不同】
1 順序や手続きが正しくないこと。順不同。 2 長さがまちまちで不揃いなこと。「寸は—」〈虎明狂・粟田口〉
しっと【嫉妬】
《原題、(フランス)La Jalousie》フランスの作家ロブ=グリエの小説。1957年刊。 《原題、(チェコ)Žárlivost》ヤナーチェクの管弦楽曲。1894年作曲。元はオペラ「イェヌ...
しどろ
[形動][文][ナリ]秩序なく乱れているさま。「姿も—に眠って居るクレオパトルを見たよう」〈荷風・ふらんす物語〉
しひん【詩品】
中国、六朝の梁の詩の評論書。3巻。鍾嶸(しょうこう)が、前漢から梁初にいたる五言詩の作者122人を上中下の三段階にランクづけして批評したもの。「古今和歌集」の真名序に影響を与えた。
しぶん‐ごれつ【四分五裂】
[名](スル)いくつにも分かれること。秩序をなくしてばらばらになること。「党内が—している」
し‐ほう【四法】
1 (‐ハフ) 漢詩の作法上で展開の順序、起・承・転・結の四つ。 2 (‐ホフ) 仏語。 ㋐仏が説いた教、教が表す道理である理、教による修行である行(ぎょう)、修行によって得る悟りとしての果の四...
しゃく‐もん【迹門】
天台宗で、法華経28品のうち、序品(じょぼん)から安楽行品までの前半14品の称。→本門