にくすい‐かじょ【肉穂花序】
穂状花序の特殊化したもの。多肉な花軸の周囲に柄のない花が多数密生するもの。仏炎苞(ぶつえんほう)をもつ。テンナンショウ・ミズバショウなどにみられる。
にこ‐ぐさ【和草】
葉や茎の柔らかい草。一説に、ハコネシダの古名とも。多く序詞に用いられる。「葦垣の中の—にこよかに我(われ)と笑まして人に知らゆな」〈万・二七六二〉
にったい‐ぎょぎょうきょうてい【日台漁業協定】
《「公益財団法人交流協会と亜東関係協会との間の漁業秩序の構築に関する取決め」の通称》尖閣諸島周辺海域における日本と台湾の漁業権について定めた二国間の取り決め。日本は排他的経済水域での台湾漁船の操...
に‐ばん【二番】
1 順序・等級などが第二であること。「クラスで—の成績」 2 二度目。2回。 3 「二番煎じ」「二番太鼓」「二番茶」などの略。 4 大きさや質が中くらいであること。「肴かけには—鰤(ぶり)一本」...
にほんこくけんぽう‐だいきゅうじょう【日本国憲法第九条】
日本国憲法第2章「戦争の放棄」の条文。第2章は条文が一つしかなく、戦争放棄・戦力の不保持・交戦権の否認について規定する。 [補説]日本国憲法第9条1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を...
に‐りん【二輪】
1 二つの車輪。また、二輪車のこと。 2 二つの花。「—咲き」 3 二つの丸いもの。「日月—を漂出す」〈神皇正統記・序〉
にわ‐び【庭火/庭燎】
庭でたく火。特に、神事の庭にたくかがり火。また、宮中の御神楽(みかぐら)でたくかがり火。柴灯(さいとう)。《季 冬》 宮中の御神楽の一曲で、楽器の調子合わせに続いて行う一種の序曲。歌は採り物...
ニーベルングのゆびわ【ニーベルングの指輪】
《原題、(ドイツ)Der Ring des Nibelungen》ワグナーの楽劇。1876年にバイロイトで初演。中世ドイツの叙事詩「ニーベルンゲンの歌」に取材したもの。全上演に十数時間を要する壮...
ヌース【(ギリシャ)nūs】
古代ギリシャ哲学で、心・精神・理性の意。アナクサゴラスでは、混沌状態に運動を与えて秩序ある世界を形成する原理とされたが、プラトンでは、イデアを認識する理性的能力をさす。
ネゲントロピー【negentropy】
負のエントロピー(negative entropy )を表す造語。フランスの物理学者L=ブリュアンが考案。生命現象が、一見、エントロピー増大の法則(熱力学の第二法則)に逆らって、エントロピーが低...