えき‐せい【駅制】
古代、律令制で中央政府と地方との連絡・通信のために設けられた交通制度。諸道の30里(約16キロ)ごとに一駅が置かれ、官吏や使者に馬・食糧を提供した。
えこう‐いん【回向院】
東京都墨田区両国にある浄土宗の寺。無縁寺ともいう。山号は国豊(こくぶ)山。開創は明暦3年(1657)、開山は遵誉貴屋(じゅんよきおく)。幕府が明暦の大火の犠牲者を供養するため建立。その後も牢死者...
エコカー‐ほじょきん【エコカー補助金】
《「環境対応車普及促進対策費補助金」の通称》燃費・排ガス性能が一定の基準を満たした環境対応車を購入すると、政府から補助金が受けられる制度。環境対策と景気対策を兼ねた施策として、平成21年(200...
エコ‐ファーマー
《(和)eco+farmer》持続農業法(正称「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律」)に基づき、堆肥などを施して土地の力を高め、化学肥料、化学農薬を減らす生産計画を都道府県知事に提...
エコライト【ecoright】
地球温暖化の原因とされる二酸化炭素などの排出権。大気汚染物質の排出量について、企業、または国ごとに一定基準を設け、その基準を上回って排出を削減できた企業や国は、その分を排出権として達成できなかっ...
え‐さし【餌刺/餌差】
1 さおの先端に黐(もち)をつけ、鷹(たか)の生き餌とする小鳥を捕らえること。また、それを業とする者。 2 江戸幕府の職名。鷹匠(たかじょう)の配下にあり、1を任務とした。
え‐し【絵師/画師】
1 絵かき。画家。 2 (画師)律令制で、中務省(なかつかさしょう)画工司(えだくみのつかさ)に属して絵画制作に従事した工人。宮殿・寺院の建立、調度の敷設などに際し、装飾・文様・彩色に携わった。...
え‐しゃく【会釈】
[名](スル)《もと仏教語で、混乱した内容を、前後照合して意味が通じるようにする意の「和会(わえ)通釈」の略》 1 軽くあいさつや礼を交わすこと。また、そのあいさつや礼を示す所作。「—してすれ違...
エシュロン【Echelon】
米国を中心に、英国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの5か国で共同運営する通信傍受システム。無線、電話、ファクシミリ、電子メール、各種データ通信を傍受し、米国のNSA(国家安全保障局)が...
え‐じ【衛士】
1 律令制で、諸国の軍団から選抜されて1年交代で左右衛士府・衛門府に配属されて宮廷の警護に当たった兵士。 2 神宮司庁および熱田神宮の警護に当たった職員の旧称。