アストルガ【Astorga】
スペイン、カスティーリャ‐レオン州、レオン近郊の都市。サンティアゴ‐デ‐コンポステラへの巡礼路にあり、司教座が置かれた。古代ローマ時代の遺跡、15世紀創建のゴシック様式の大聖堂のほか、ガウディ設...
あずけ‐きん【預け金】
1 他人に預けた金銭。近世では、利子をつけずに金銭を預けること。また、その金。→預け銀 2 民間金融機関が中央銀行や親銀行に預ける当座預金。「日銀—」 3 大学や地方公共団体などの公的機関が裏金...
あずまはっけい【吾妻八景】
長唄。文政12年(1829)4世杵屋六三郎(きねやろくさぶろう)が作曲。江戸の名所と四季の風物とをうたった、お座敷長唄の名曲。
あたか‐の‐まつ【安宅松】
歌舞伎舞踊。長唄。本名題「隈取安宅松(くまどりあたかのまつ)」。初世富士田吉治作曲。明和6年(1769)江戸市村座初演。弁慶が安宅の松のもとで、草刈り童に奥州平泉への道を教えてもらう。
あたみさつじんじけん【熱海殺人事件】
つかこうへいの戯曲。昭和48年(1973)文学座が初演。翌年、第18回「新劇」岸田戯曲賞(後の岸田国士戯曲賞)受賞。三流の殺人犯を、刑事木村伝兵衛が一流の殺人犯に仕立て上げていく過程を描いた不条...
あだ‐つ・く【徒つく】
[動カ四] 1 浮気心を起こしてそわそわする。「女郎衆が—・いてならぬ故(ゆゑ)」〈黄・艶気樺焼〉 2 いちゃつく。じゃらつく。「奥座敷の女郎が東洲に—・いた」〈洒・遊子方言〉
アッチャカトゥーラ【(イタリア)acciaccatura】
音楽の装飾音の一種。17〜18世紀の鍵盤(けんばん)音楽では、装飾されるべき音とそれに音階的に隣接する装飾音を同時に演奏し、装飾音のほうを即座に止めた。19世紀以降は、ごく短いアッポジャトゥーラ...
あつらえ【誂え】
1 注文して作らせること。また、そうした品物。⇔出来合(できあ)い。 2 歌舞伎の大道具や下座音楽などで、作者や役者の好みによって特別に注文して作ること。また、そのもの。
あ・てる【当てる/充てる/宛てる】
[動タ下一][文]あ・つ[タ下二] 1 あるものを他のものに触れるようにする。直面させる。 ㋐ある物にぶつける。「ボールを頭に—・てる」「的に—・てる」 ㋑光・熱・風などに触れさせる。さらす。「...
あとみがくえん‐じょしだいがく【跡見学園女子大学】
埼玉県新座(にいざ)市などにある私立大学。昭和40年(1965)に開学した。明治8年(1875)開学の日本人創設の最も古い女子教育機関、「跡見学校」以来の伝統を誇る。