そう‐ろ【草廬】
1 草ぶきの粗末な家。草庵(そうあん)。 2 自分の住居をへりくだっていう語。
そが【曽我】
姓氏の一。 [補説]「曽我」姓の人物曽我五郎(そがごろう)曽我十郎(そがじゅうろう)曽我蕭白(そがしょうはく)曽我祐成(そがすけなり)曽我蛇足(そがだそく)曽我直庵(そがちょくあん)曽我時致(そ...
そが‐は【曽我派】
日本の漢画系の画派。室町時代に曽我蛇足を始祖的な存在とする画派が現れ、安土桃山時代には曽我直庵、江戸時代には曽我蕭白の一派が活躍した。
そく‐ぜん【惻然】
[ト・タル][文][形動タリ]あわれに思って心をいためるさま。「自分を一炬(いっきょ)に燬(や)きはしないか、と思うと—とする」〈魯庵・社会百面相〉
そ‐こ【其処/其所】
[代] 1 中称の指示代名詞。聞き手に近い場所、また、聞き手と話し手の双方が承知している場所・事柄をさす。 ㋐その場所。「—にある袋」 ㋑その点。その事。「—がむずかしいところだ」 ㋒その局面。...
そていじえん【祖庭事苑】
中国の字典。8巻。宋の睦庵善卿撰。1098〜1110年刊。「雲門録」などの禅宗関係の図書から熟語二千四百余語を採録し、その典拠を示して注釈を加えたもの。
そ‐どう【祖道】
1 旅立ちのとき、道祖神を祭って道中の安全を祈ること。また、旅立つ者を送る宴。「—の筵(えん)を張ろうって催しだ」〈魯庵・くれの廿八日〉 2 祖師の示した教え。
そら‐どけ【空解け】
結んである帯やひもなどが自然にほどけること。「—のしそうな帯を」〈魯庵・社会百面相〉
そら‐わらい【空笑い】
[名](スル)おかしくもないのに無理に笑うこと。作り笑い。「詮方なさそうに—しつつ頭を掻いていた」〈魯庵・社会百面相〉
其(そ)れかあらぬか
1 そのためかどうか。「—此頃…帰宅(かえり)が遅くなって」〈魯庵・社会百面相〉 2 そうであるか、そうでないか。「去年(こぞ)の夏鳴きふるしてしほととぎす—声のかはらぬ」〈古今・夏〉