しゃ‐し【社司】
1 神社で、神に仕え、社務を執る者。神職。神官。神主(かんぬし)。やしろのつかさ。 2 旧制で、神職の職名。府県社・郷社の社掌(しゃしょう)の上の位で、祭祀(さいし)・庶務を管理した。昭和21年...
しゃ‐そう【社僧】
神仏習合の時代に、神宮寺(じんぐうじ)にいて仏事をつかさどった僧。別当・検校(けんぎょう)・勾当(こうとう)などの階級があり、神職の上位にいて権力を振るったこともある。奈良末期に始まり、明治元年...
しゃっかん‐ほう【尺貫法】
日本古来の度量衡法。長さの単位を尺、容積の単位を升、質量の単位を貫とする。明治以降メートル法と併用されてきたが、昭和34年(1959)原則として廃止され、昭和41年(1966)以後メートル法に統...
しゅう【州/洲】
[名] 1 米国・オーストラリアなどの連邦国家を構成する行政区画。「—の法律」「—政府」 2 日本で古くから用いた地域単位としての国(くに)。「甲州」「上州」など。 3 古代中国の行政区画の一...
しゅうきょうだんたい‐ほう【宗教団体法】
昭和15年(1940)に施行された法律。教団の統合と教理の国家主義的修正を図ったもの。第二次大戦後廃止。
しゅうぎ‐いん【集議院】
明治2年(1869)公議所の後身として設置された議政機関。太政官が提出した議案を審議した。同6年廃止。
しゅうしょく‐きょうてい【就職協定】
大学・短大などの新卒者採用開始時期など、学生の就職に関する学校・企業間の取り決め。 [補説]昭和28年(1953)に文部省(現文部科学省)主催の「就職問題懇談会」で学生の推薦開始日を申し合わせた...
しゅうだんごうかんとう‐ざい【集団強姦等罪】
二人以上の者が共同で強姦罪・準強姦罪にあたる行為をする罪。平成29年(2017)の刑法改正により、強制性交等罪(旧強姦罪)の法定刑が引き上げられ非親告罪となったことから、廃止された。集団強姦罪。...
しゅうにゅう‐やく【収入役】
市町村などの会計事務をつかさどる公務員。市町村長が議会の同意を得て選任した特別職で、任期は4年。都道府県に置かれる出納長(すいとうちょう)に相当する。平成19年(2007)地方自治法の改正で廃止...
しゅうもん‐あらため【宗門改】
江戸幕府がキリシタン信仰を禁止するために設けた制度。家ごと、個人ごとに仏教信者であることを檀那寺に証明させたもの。寛永17年(1640)幕府直轄領に宗門改役を置き、宗門人別帳を作り、その後、諸藩...