きたぎ‐いし【北木石】
岡山県笠岡市の、瀬戸内海に浮かぶ北木島などから産する花崗岩(かこうがん)の石材。淡紅色や白色。建築や墓石に用いられる。
きたやま‐すぎ【北山杉】
京都市北部から産する杉。磨き丸太として、室町時代から茶室や数寄屋に重用された。現代では高級建築材として床柱などに用いる。
キト【Quito】
エクアドル共和国の首都。アンデス山脈中の標高2850メートルの高地にあり、赤道直下に位置するが気候は温暖。インカ帝国の古都。16世紀にスペインの植民地となり、キリスト教布教の拠点となる。セントロ...
キト‐だいせいどう【キト大聖堂】
《Catedral Metropolitana de Quito》エクアドルの首都キトの旧市街にある大聖堂。独立広場に面する。16世紀に創建。17世紀半ばから18世紀末にかけて3度の大地震に見舞...
きのう‐しゅぎ【機能主義】
《functionalism》 1 諸要素の機能や相互の関係に着目し、それぞれが全体の維持にどうかかわっているかという観点から、文化・社会現象をとらえようとする立場。 2 建築・工業などで、余分...
きのう‐び【機能美】
建築・工業製品などで、余分な装飾を排してむだのない形態・構造を追求した結果、自然にあらわれる美しさ。
き‐ばな【木鼻】
社寺建築で、頭貫(かしらぬき)・肘木(ひじき)・虹梁(こうりょう)などの端が柱の外側に突出した部分。握り拳や象・獅子などにかたどった彫刻などが施される。大仏様・禅宗様建築にみられる。
きほん‐せっけい【基本設計】
建築や都市計画などの設計過程で、条件に合うように基本的な事項を決定し、図面・仕様を作製すること。工事費の概算が明らかにされ、実施設計のもとになる。
キャッスル‐オブ‐グッドホープ【Castle of Good Hope】
南アフリカ共和国南西部の都市ケープタウンの市街中心部にある五稜形の旧要塞。1666年から1679年にかけてオランダ東インド会社によって建造され、同社総督が居住した。ヨーロッパ人による同国最古の建...
キャピタル【capital】
1 頭文字。大文字。キャピタルレター。 2 首都。 3 資本。 4 建築で、柱頭(ちゅうとう)。