たい‐へい【大弊】
はなはだしい弊害。
ちょう‐へい【凋弊】
[名](スル)疲れおとろえること。疲弊。「此戦連綿として永く打続きしかば諸国次第に—し」〈田口・日本開化小史〉
つう‐へい【通弊】
一般に共通してみられる弊害。「社会の—を排除する」
とう‐へい【党弊】
1 党派をつくることから生じる弊害。 2 党派内にある欠点。
ひ‐へい【疲弊/罷弊】
[名](スル) 1 心身が疲れて弱ること。「神経が—する」 2 経済状態などが悪化して活力をなくしてしまうこと。「財政が—する」
ひゃく‐へい【百弊】
たくさんの弊害。百害。
びょう‐へい【病弊】
物事の内部にひそむ弊害。「現代社会の—」
へい【弊】
1 よくない習慣。害。「長年の—を改める」 2 つかれ。疲弊。「相手の—に乗じる」
へい【弊】
[常用漢字] [音]ヘイ(漢) [訓]ついえる 1 物が破れてぼろぼろになる。ついえる。「弊衣・弊履」 2 からだがぐったりとなる。「疲弊」 3 たるんで生じた害。「弊害・弊風/悪弊・旧弊・語弊...
よ‐へい【余弊】
1 後に残っている弊害。「如何(いか)に百千年来の—とは云いながら」〈福沢・福翁自伝〉 2 何かに伴って生じる弊害。「文明化の—」