ぐ‐ぜい【弘誓】
仏語。 1 衆生(しゅじょう)を救おうとしてたてた菩薩(ぼさつ)の誓願。 2 四弘誓願(しぐぜいがん)のこと。
ぐぜい‐そう【弘誓相】
仏語。仏や菩薩の、衆生を救おうとする広大な誓いの心が現れた顔つき。弘誓の相。
ぐぜい‐ぼう【弘誓房】
仏語。仏・菩薩の弘誓を説いて、仏法の正しい意味を人々に伝える僧。説教師。
ぐ‐つう【弘通】
[名](スル)⇒ぐずう(弘通)
ぐ‐ぶ【弘布】
[名](スル)仏語。仏法を世間に広めること。弘法(ぐほう)。
ぐ‐ほう【弘法】
[名](スル)仏語。仏の教えを世間に広めること。弘布(ぐぶ)。
ぐみょう‐じ【弘明寺】
横浜市南区にある高野山真言宗の寺。山号は瑞応山。創建は、天平年間(729〜749)行基、弘仁年間(810〜824)空海とも伝える。鎌倉幕府歴代武将の祈願所。坂東三十三所第14番札所。
けんかいろん【顕戒論】
平安初期の仏教書。3巻。最澄著。弘仁11年(820)成立。南都諸宗の論難を論駁(ろんばく)し、天台円戒の特色を明らかにして、天台宗成立の根拠となった書。
けんむ‐の‐ちゅうこう【建武の中興】
元弘3年=正慶2年(1333)、後醍醐天皇が鎌倉幕府を倒して京都に還幸し、天皇親政を復活したこと。翌年建武と改元して公家一統の政治を図ったが、足利尊氏(あしかがたかうじ)の離反にあい、2年半で崩...
ケーエス‐じしゃくこう【KS磁石鋼】
強い磁性をもつ特殊鋼。大正5年(1916)、本多光太郎・高木弘らが製作。研究費を出した住友吉左衛門の頭文字を取って命名。KS鋼。→新KS鋼