じょうがん‐きゃくしき【貞観格式】
弘仁11年(820)以後の格式を、藤原良相のち藤原氏宗らが編纂(へんさん)したもの。格は貞観11年(869)、式は貞観13年(871)に成立。格12巻、式20巻。
じょうがん‐じだい【貞観時代】
主として日本美術史における時代区分の一。→弘仁貞観時代
じょうこうみょう‐じ【浄光明寺】
神奈川県鎌倉市にある真言宗泉涌寺(せんにゅうじ)派の寺。山号は泉谷山。開創は建長3年(1251)、開基は北条長時、開山は真阿。当初は真言・天台・華厳・律の四宗兼学。鎌倉公方(くぼう)の祈願所で...
じょうしょう‐じ【誠照寺】
福井県鯖江(さばえ)市本町にある真宗誠照寺派の本山。越前四本山の一。山号は上野山。親鸞(しんらん)が越後への配流の途中、初めて越前で説法をした所と伝え、ここに如覚が弘安2年(1279)堂宇を建立...
じょうち‐じ【浄智寺】
神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の寺。山号は金峰山。弘安6年(1283)北条宗政の三回忌に建立。開山は兀庵普寧(ごったんふねい)・大休正念・南州宏海。鎌倉五山の第四位。
じろちょうさんごくし【次郎長三国志】
村上元三の歴史小説。また、これを原作とするマキノ雅弘監督による時代劇映画のシリーズ名。昭和27年(1952)公開の第1作「次郎長三国志次郎長売出す」を皮切りに、昭和29年(1954)までの間に全...
せい【誓】
[常用漢字] [音]セイ(漢) [訓]ちかう 固く約束する。ちかう。ちかい。「誓願・誓詞・誓文(せいもん)・誓約/祈誓・弘誓(ぐぜい)・宣誓」 [名のり]ちか
せいきょくるいさん【声曲類纂】
江戸後期の音楽書。5巻6冊。斎藤月岑(さいとうげっしん)著。天保10年(1839)成立、弘化4年(1847)刊。浄瑠璃を中心に近世音曲の歴史・曲目・演奏者の伝記などを述べたもの。
せいけん‐じ【清見寺】
静岡県静岡市にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は巨鼇(こごう)山。7世紀後半、清見ヶ関(きよみがせき)鎮護のため建立した関寺に始まるといわれ、弘長元年(1261)無伝聖禅が再興して臨済宗に改めた。室...
せいじようりゃく【政事要略】
平安中期の法制書。もと130巻、現存26巻。惟宗允亮(これむねのただすけ)著。寛弘6年(1009)ごろ成立。諸書から当時の制度・事例を集めて類別したもの。