せいぞん‐きょうそう【生存競争】
《「種の起源」にあるstruggle for existenceの、加藤弘之の訳語といわれる》 1 ダーウィンの進化説の中心的概念。個体が次の世代を残すためによりよく環境に適応しようとし、生物ど...
せいめい‐じんじゃ【晴明神社】
京都市上京区、一条戻橋のたもとにある神社。祭神は安倍晴明。寛弘4年(1007)、晴明の屋敷跡に創建。
せい‐よう【生養】
[名](スル) 1 育て養うこと。「かくの如く福祥の想念を—し」〈中村訳・西国立志編〉 2 生活すること。生きること。「今日天下億兆の相—する上に於て」〈加藤弘之・真政大意〉
せいりょう‐でん【清涼殿】
平安京内裏十七殿の一。紫宸殿(ししんでん)の北西、校書殿(きょうしょでん)の北にあり、東面する入母屋造(いりもやづく)り九間四面の建物。天皇が日常住んだ所で、昼(ひ)の御座(おまし)、夜(よる)...
せぞくげんぶん【世俗諺文】
源為憲の著作。藤原頼通のために編纂(へんさん)した俗諺(ぞくげん)集で、寛弘4年(1007)成立。全3巻中で現存するのは上巻のみ。せぞくげんもん。
せんげんしょう【仙源抄】
源氏物語の注釈書。1巻。長慶天皇著。弘和元年=永徳元年(1381)成立。難語をいろは順に配列し、注釈を施したもの。
せんじょう‐さん【船上山】
鳥取県西部、大山(だいせん)火山体の外輪山の北端にある山。元弘3年=正慶2年(1333)隠岐(おき)から脱出した後醍醐天皇を奉じて名和長年が挙兵した地。標高687メートル。
せんせいのかばん【センセイの鞄】
川上弘美の恋愛小説。37歳のツキコさんと、学生時代の恩師センセイの恋物語。平成13年(2001)刊行。同年、第37回谷崎潤一郎賞受賞。平成15年(2003)ドラマ化。
ぜんこうじ‐じしん【善光寺地震】
弘化4年(1847)3月24日、現長野県の善光寺平を震源として発生したマグニチュード7.4の地震。当時、善光寺御本尊の御開帳に全国から多数の参詣者が集まっていて被害が拡大した。また、虚空蔵(こく...
善書(ぜんしょ)紙筆(しひつ)を択(えら)ばず
《「後山談叢」一から》文字を巧みに書く人は紙や筆のよしあしを言わない。弘法筆を択ばず。