ちん‐ぞう【頂相】
《「ちんそう」とも。「ちん(頂)」は唐音》禅宗の高僧の肖像。画像は写実性が要求され、師がみずからの頂相画に賛をつけて弟子に与え伝法の証(あかし)とした。彫像で表した頂相彫刻もある。中国宋代から隆...
つた・える【伝える】
[動ア下一][文]つた・ふ[ハ下二] 1 言葉などで知らせる。伝達する。「電話で用件を—・える」「大統領選の速報を外電が—・える」「皆さんにもよろしく—・えて下さい」 2 あるものを受け継いで残...
てい【弟】
1 年下の兄弟。おとうと。「兄(けい)たり難く—たり難し」⇔兄(けい)。 2 師について教えをうける者。門人。門弟。弟子。「師は若く、—は幼く」〈蘆花・思出の記〉
てい【弟】
[音]テイ(漢) ダイ(呉) デ(慣) [訓]おとうと おと [学習漢字]2年 〈テイ〉 1 おとうと。「弟妹/義弟・兄弟・子弟・実弟・舎弟・従弟・末弟・令弟」 2 門人。「高弟・師弟・徒弟・...
てい‐し【弟子】
1 「でし(弟子)」に同じ。「師に渥(あつ)きは—の分」〈漱石・虞美人草〉 2 年の若い者。年少者。
ていじょうざっき【貞丈雑記】
江戸時代の有職故実書。16巻。伊勢貞丈(いせさだたけ)著。子孫のために書き記した宝暦13年(1763)以降の雑録を、死後弟子が校訂して天保14年(1843)に刊行。武家の有職に関する事項を36部...
てい‐せい【提撕】
[名](スル) 1 《「ていぜい」とも》師が弟子を奮起させ導くこと。特に禅宗で、師が語録や公案などを講義して導くこと。 2 後進を教え導くこと。 3 奮い起こすこと。盛んにすること。「実行上に、...
てしかが‐ちょう【弟子屈町】
⇒弟子屈
テンペスト【The Tempest】
シェークスピアの戯曲。5幕。1611年作。弟に領地を奪われたミラノの公爵が、魔法によって嵐を起こし、弟らの船を難破させ復讐するが、のちに和解し領地に帰る。作者の最後の作品。 ベートーベンのピ...
で‐し【弟子】
師について、学問や技芸の教えを受ける人。門人。門弟。また、徒弟。ていし。「内—」「直(じき)—」 [補説]書名別項。→弟子