じゃくにく‐きょうしょく【弱肉強食】
《韓愈「送浮屠文暢師序」による語。弱い者の肉が強い者の食料となる意から》弱者が強者の犠牲になること。強い者が弱い者を餌食(えじき)にして栄えること。
じょう‐じゃく【情弱】
「情報弱者」の略。
すくい‐と・る【掬い取る】
[動ラ五(四)] 1 すくって取る。手のひらやさじなどで、表面に近い部分を取る。「あくを—・る」 2 雑多なものの中から選び取る。注意深くより分ける。「日常の小さな幸福を—・り描いた小説」「弱者...
せいぎ‐の‐みかた【正義の味方】
弱者を救い、悪者をこらしめる人。明確な定義はないが、創作された物語に登場するヒーローをさしていうことが多い。「—を気取る」 [補説]昭和33年(1958)から放送されたテレビ番組「月光仮面」の主...
富(とみ)の再分配(さいぶんぱい)
租税・社会保障・福祉・公共事業などにより、社会の中で富を移転させること。国などが、大企業や富裕層の所得・資産に累進的に課税して得た富を、社会保障・福祉などを通して経済的弱者にもたらす。また、公共...
どれい‐どうとく【奴隷道徳】
ニーチェの用語。強者の道徳としての君主道徳に対し、強者への怨恨(えんこん)から成立する弱者の道徳。キリスト教道徳がその典型であるとした。→ルサンチマン
ほうがん‐びいき【判官贔屓】
悲劇的英雄、判官源義経に同情する気持ち。転じて、弱者・敗者に同情し声援する感情をいう。
ハンディキャップ【handicap】
1 スポーツ競技などで、技量差のある者同士の均等をはかるために、強者につける不利な条件。また、弱者に与える有利な持ち点。ハンデ。 2 弱者から見た強者との差。立場を不利にする条件。ハンデ。「—を...
ひっさつしおきにん【必殺仕置人】
テレビドラマの題名。弱者の恨みをひそかに晴らす裏稼業の者たちの活躍を描く時代劇「必殺」シリーズの第2作目。昭和48年(1973)放映。全26話。出演、山崎努、沖雅也、藤田まことほか。監督として貞...
ヒューマニスト【humanist】
1 人道主義の立場をとる人。人道主義者。 2 人文主義の立場をとる人。人文主義者。 3 人間性や人間愛を重んじる人。「弱者をいたわる—」