かん‐けい【簡勁】
[名・形動]言葉・文章などが、簡潔で力強いこと。また、そのさま。「—な筆遣い」
かん‐しゃく【癇癪】
ちょっとしたことにも感情を抑えきれないで激しく怒り出すこと。また、そういう性質や、その怒り。「—を起こす」「—が強い」
かんじ【寒じ】
《動詞「かん(寒)ずる」の連用形から》寒さが身にしみること。また、その寒さ。「今年は別して—が強いのと」〈秋声・新世帯〉
かんじゅ‐せい【感受性】
1 外界の刺激や印象を感じ取ることができる働き。「—の強い人」「—が豊かだ」 2 病気にかかりやすいこと。例えば、麻疹(はしか)や風疹などの感染症に対する免疫ができていないため、感染した場合に発...
かんせい‐の‐さんきじん【寛政の三奇人】
寛政期、尊王・外交の問題に強い関心を示したあまり、奇行もあったという、林子平・高山彦九郎・蒲生君平(がもうくんぺい)の三人をさす。
かんそう‐ざい【乾燥剤】
1 水分を除去し、乾燥させるために用いる吸湿性の強い物質。塩化カルシウム・濃硫酸やシリカゲルなど。防湿剤。 2 ワニス油・ボイル油などの油脂の酸化乾燥を速めるために加える金属化合物。鉛やマンガン...
かんたい‐しょくぶつ【寒帯植物】
寒帯に自生する植物。耐寒性の強いコケ類・地衣類が中心で、小形で多年生のものが多い。高山植物と重なるものもある。→熱帯植物 →温帯植物
かんたいぜんせん‐ジェットきりゅう【寒帯前線ジェット気流】
緯度30〜50度の中緯度帯にできる寒帯前線帯で吹く強い西風。冬に強まり、夏は弱まる。南北に大きく蛇行し、途中で分裂・消失するなど、変動が大きい。日本や北米大陸の上空では、亜熱帯ジェット気流と合流...
かんにん‐づよ・し【堪忍強し】
[形ク]我慢強い。忍耐強い。「色道の太鼓もち、心永う物毎(ものごと)—・きが元手なるべし」〈浮・男色大鑑・七〉
かん‐ぱく【関白】
《「関(あず)かり白(もう)す」の意。近世までは「かんばく」》 1 帝王の政務にあずかって意見を言上すること。 2 成人後の天皇を補佐して政務をつかさどった重職。平安中期藤原基経(ふじわらのもと...