あお‐でい【青泥】
青金(あおきん)の粉をにかわでまぜて泥状にした彩色の材料。青金泥(あおきんでい)。
あお‐ふどう【青不動】
京都青蓮院(しょうれんいん)蔵の不動明王画像の通称。平安中期の作。全身が青色で彩色されているのでこの名がある。赤不動・黄不動とともに三不動の一。
あか‐え【赤絵】
1 赤色を主として彩色を施した陶磁器。また、その絵。中国では五彩という。中国の宋赤絵・金襴手(きんらんで)赤絵・万暦(ばんれき)赤絵・呉須(ごす)赤絵、日本の伊万里(いまり)赤絵・九谷赤絵の類。...
あか‐ふどう【赤不動】
高野山明王院蔵の不動明王画像の通称。平安後期から鎌倉前期の作。全身が赤色で彩色されているのでこの名がある。智証大師(円珍)が感得したものを図にしたという伝説がある。青不動・黄不動とともに三不動の一。
あか‐ほん【赤本】
《「あかぼん」とも》 1 草双紙の一。江戸中期、延宝から享保にかけて流行した子供向けの絵本。表紙が赤いところからよばれる。お伽話物が多い。→青本 →黒本 2 明治時代の少年向きの講談本。口絵・表...
アルハンブラ【Alhambra】
《アラビア語の、「赤い城」の意を表す語から》スペイン南部、グラナダにあるイスラム時代の宮殿。13世紀ナスル朝のムハンマド1世が造営を開始し、14世紀にかけて建築、その後も増改築が行われた。大理石...
アルヘイ‐とう【有平糖】
《アルヘイは(ポルトガル)alfeloa(砂糖菓子の意)から》砂糖に水飴(みずあめ)を加えて煮詰め、冷やして引き伸ばしたり彩色したりした菓子。棒状のもののほか、花・果物の形に細工して飾り菓子にす...
アンダーソン【Johan Gunnar Andersson】
[1874〜1960]スウェーデンの地質学者・考古学者。中国で地質・古生物を研究し、周口店で北京原人の洞窟(どうくつ)遺跡を発見。仰韶(ぎょうしょう)遺跡で新石器時代の彩色土器を発掘。アンデルソン。
イスルムニヤ‐しょうじゃ【イスルムニヤ精舎】
《Isurumuniya Vihara》スリランカ北部の都市アヌラダプーラにある仏教寺院。市街西部の人造湖ティッサウェアのほとりに位置する。紀元前3世紀建立の僧院に起源し、のちに極彩色の涅槃(ね...
いた‐ぼとけ【板仏】
板を仏像の形に切り、彩色したもの。また、銅板などに仏像を打ち出したもの。多く寺院の壁に掛けた。