にしき‐え【錦絵】
多色刷りの浮世絵版画。明和2年(1765)絵師鈴木春信を中心に彫り師や摺(す)り師が協力して創始した、錦のように精緻(せいち)で美しい版画。浮世絵の代名詞ともなった。江戸絵。東(あずま)錦絵。→浮世絵
にっこう【日光】
栃木県北西部を占める市。東照宮の門前町。日光国立公園の自然景観にも恵まれた観光地。漆器・木彫りを特産。平成18年(2006)3月、今市市・足尾町・栗山村・藤原町と合併。人口9.0万(2010)。...
にほんのアウトサイダー【日本のアウトサイダー】
河上徹太郎による評論。昭和34年(1959)刊。同年、第6回新潮社文学賞受賞。中原中也、内村鑑三、大杉栄らをアウトサイダーと定義、その批評を通じて、近代日本のインサイダーとは何かを浮き彫りにする試み。
にゅう‐こん【入魂】
1 精魂を注ぎこむこと。「—の技」「一球—」 2 そのものに魂を呼び入れること。「彫りあげた仏像に—する」
ぬのめ‐ぞうがん【布目象眼】
象眼技法の一。地金に布目状の筋を彫り、その部分に薄く延ばした金属をかみこませて平面にしたもの。
ねこ‐ま【猫間】
扇の親骨の透かし彫りの一。猫の瞳(ひとみ)が明暗で変化するように、丸い形や細長い形などを連続的に彫り透かしたもの。
のう‐めん【能面】
能に用いる仮面。尉面(じょうめん)・姥(うば)・般若(はんにゃ)・平太など種類が多い。彫り方や彩色にも工夫がなされ、一つの面で喜怒哀楽を表現できるように作られている。おもて。 [補説]書名別項。→能面
はしか‐ぼり【芒彫(り)】
彫漆(ちょうしつ)の一。彫りの線が細く、先端がとがったもの。
ハトホル‐しんでん【ハトホル神殿】
《Temple of Hathor》エジプト南東部、ナイル川中流の町デンデラにある神殿。デンデラの南東約2.5キロメートルに位置する。古代エジプトの女神ハトホルを祭る。プトレマイオス朝末期に建造...
はな‐ざま【花狭間】
障子・欄間などの組子(くみこ)に花模様の透かし彫りを施したもの。