はん‐うきぼり【半浮(き)彫(り)】
浮き彫りの一。絵・模様・文字などの盛り上がりが、高浮き彫りと薄浮き彫りの中間程度のもの。半肉彫り。
はん‐ぎ【版木/板木】
木版印刷で、文字や絵などを彫りつけた木版。日本では主にヤマザクラ・ツゲなどの材を用いた。彫板(えりいた)。形木(かたぎ)。摺(す)り形木。
はん‐こく【板刻】
[名](スル)版木に、文字・図画などを彫り刻むこと。「経書を—する」
はん‐にくぼり【半肉彫(り)】
⇒半浮き彫り
はんほり‐こがたな【版彫(り)小刀】
版彫り用の小刀。
バイクンタペルマール‐じいん【バイクンタペルマール寺院】
《Vaikunta Perumal Temple》インド南部、タミルナドゥ州の都市カンチプラムにあるヒンズー教寺院。パラッバ朝時代の8世紀に建立され、チョーラ朝およびビジャヤナガル朝時代に増改築...
ばいたら‐よう【貝多羅葉】
《(梵)pattraの音写。木の葉の意》上古のインドで、針で彫りつけて経文を書き、紙の代わりに用いたタラジュの葉。
バグラティ‐だいせいどう【バグラティ大聖堂】
《Bagrati》ジョージア西部の古都クタイシにあった大聖堂。11世紀の初頭にジョージア(グルジア)を統一したバグラト3世が創建。17世紀末にオスマン帝国軍によって破壊されたが、動植物の浮き彫...
ばち‐る【撥鏤】
象牙彫りの一。表面を染色した象牙に毛彫りで文様を施したもの。彫った部分が白く表される。中国、唐代に盛行し、日本には奈良時代に伝えられた。撥(は)ね彫り。
バンテアイ‐クデイ【Banteay Kdei】
カンボジア北部、アンコールにある仏教寺院の遺跡。アンコールトムの東約3キロメートルに位置する。もとはヒンズー教寺院だったと考えられ、12世紀末から13世紀初頭にかけて、クメール王朝のジャヤバルマ...