マウント‐アブー【Mount Abu】
インド北西部、ラジャスタン州の町。アラバリ山地の標高1200メートルに位置するナキー湖を中心とする避暑地として知られる。11世紀から15世紀にかけて建てられた五つのジャイナ教寺院があり、いずれも...
ま‐がい【磨崖/摩崖】
自然の懸崖(けんがい)または大石の表面を磨いて、文字・画像などを陰刻または浮き彫りにしたもの。
マコンデ‐むら【マコンデ村】
《Makonde Village》タンザニア東部の都市ダルエスサラームのムウェンゲ地区の通称。マコンデ族の黒檀(こくたん)を使った木彫りの人形を売る露店が集まっている。
マス【Mas】
インドネシア南部、バリ島中南部の村。ウブドの南郊に位置する。木彫の村として知られ、プマハットとよばれる木彫り職人が多く居住する。
マダラ‐の‐きしぞう【マダラの騎士像】
《Madarski konnik/Мадарски конник》ブルガリア北東部の都市シュメンの東約18キロメートルの断崖にある、巨大な浮き彫りによる騎士像。高さ100メートル近くの断崖の地上...
まち‐ぼり【町彫(り)】
江戸時代の装剣金具で、将軍家・大名家の御用を務めた後藤家の家彫りに対し、それ以外の在野の金工が彫ったもの。また、その流派の総称。横谷宗珉(よこやそうみん)に始まる。
マハーバト‐マクバラー【Mahabat Maqbara】
インド西部、グジャラート州の都市ジュナーガルにある霊廟(れいびょう)。同地を治めた太守マハーバト=ハーン3世を祭る。1892年に建立。外壁には緻密な浮き彫りが施され、らせん階段をもつ4本の塔が建...
マハーバリプラム【Mahabalipuram】
インド南部、タミルナドゥ州の町。州都チェンナイの南約60キロメートルに位置し、ベンガル湾に面する。7世紀頃からパッラバ朝の交易の要地として栄え、屋根や壁面に浮き彫りを施されたヒンズー教の石造寺院...
まゆ【眉】
《「まよ」の音変化》 1 目の上に弓状に生えている毛。まゆげ。「—をひく」 2 近世の烏帽子(えぼし)の前面下部の中央、とがったひだの下のやや出っぱった所。 3 牛車(ぎっしゃ)の屋形の出入口上...
まる‐ぼり【丸彫(り)】
1 一塊の材料から像の全体を彫り出すこと。また、その彫刻。 2 断面がU字形になるように彫ること。→薬研彫(やげんぼ)り