せいとう‐こうしょう【征東行省】
中国、元代の官署名。1280年、日本侵攻のための軍事機関として朝鮮に設置。日本遠征失敗後は、朝鮮を統治する軍政機関となった。正式の名称は、征東等処行中書省。
せいとう‐しょうぐん【征東将軍】
東国を鎮定するために派遣された将軍。天慶3年(940)平将門(たいらのまさかど)征討のために藤原忠文を任じたのを始めとする。征東大将軍。→征西将軍
せい‐ば【征馬】
1 旅に出るときに乗る馬。 2 戦場におもむく馬。
せい‐ばつ【征伐】
[名](スル)罪のある者や反逆者などを攻め討つこと。征討。「悪党どもを—する」
せい‐ふ【征夫】
出征している人。
せい‐ふく【征服】
[名](スル) 1 武力で敵を負かし、支配下におくこと。「敵国に—される」 2 困難を克服して目的を達成すること。「難病を—する」
せいふくしゃ【征服者】
《原題、(フランス)Les Conquérants》マルローの小説。1928年、文芸誌「新フランス評論(N.R.F.)」に発表。自らが現地で目撃した初期の中国革命を主題とする作品。
せいふく‐しゃ【征服者】
武力で相手を負かし、支配下におく者。また比喩的に、優位に立ち他人を従える者。「インカ帝国の—ピサロ」「業界の—」 [補説]書名別項。→征服者
せい‐や【征野】
戦いの場所。戦場。
せい‐りょ【征旅】
1 《「旅」は軍隊の意》討伐に向かう軍隊。遠征軍。 2 いくさのたび。