ごしょう‐ぼだい【後生菩提】
仏語。来世に極楽に生まれて、悟りを開くこと。後世菩提(ごせぼだい)。
ごしょう‐らく【後生楽】
[名・形動] 1 後生は安楽と思って安心すること。 2 心配事も苦にしないで、のんきなこと。また、そのさまや、そのような人。ののしったり、しかったりするときにもいう。「あの地震を知らないとは—な人だ」
ご‐じつ【後日】
その日よりあとの日。ある出来事よりもあとの日。他日。「—伺います」「—になって真相を知る」 [補説]古くは「ごにち」「こうじつ」ということが多かった。
ごじつ‐たん【後日譚】
⇒後日談
ごじつ‐だん【後日談】
ある事件や物語などが一段落ついた、その後の話。後日譚(たん)。シークエル。⇔前日譚。
ごじつのはなし【後日の話】
河野多恵子の長編小説。平成11年(1999)刊行。17世紀のイタリアを舞台に、死刑囚の夫に鼻を食いちぎられた新妻の数奇な人生を描く。
ご‐じゅう【後住】
後任の住職。こうじゅう。
ご‐じん【後陣】
本隊の後方に備えた陣。あとぞなえ。こうじん。「前陣の大衆且(しばら)く法勝寺に着いて—の勢を待ちける処へ」〈太平記・八〉
ご・す【後す】
[動サ変]後になる。「おなじ疵(きず)つけながらも—・して身のあたとなり」〈浮・男色十寸鏡〉
ご‐ずみ【後炭】
茶の湯で、三炭(さんたん)の一。茶事の際、濃い茶がすんで薄茶に移る前に、火を直すために行う炭手前。のちずみ。