ご‐ほう【後報】
1 あとからの知らせ。こうほう。「詳細は—にて」 2 仏語。この世に善悪の業(ごう)を作って、来世以後にその報いを受けること。
ごほうじょう‐し【後北条氏】
戦国時代に、相模の小田原を中心として栄えた戦国大名の一族。北条早雲に始まる。鎌倉時代の北条氏と区別するための名称。小田原北条氏。→北条
ご‐や【後夜】
六時の一。寅(とら)の刻。夜半から夜明け前のころ。現在の午前4時ごろ。また、その時に行う勤行(ごんぎょう)。夜明け前の勤行。「—など果てて、少しうちやすみたる寝耳に」〈枕・一二〇〉
ごや‐おき【後夜起き】
勤行(ごんぎょう)のため、後夜に起きること。「暁に我がいまだ—せざらん程に」〈今昔・一五・二三〉
しず‐わ【後輪】
馬の鞍橋(くらぼね)の部分の名。背後にめぐらした部分。前方の前輪(まえわ)に対する呼び名。あとわ。しりわ。
しっ‐ぱらい【尻払ひ/後払ひ】
《「しりはらい」の音変化》退却のとき、最後尾で敵を防ぐこと。また、その部隊。しんがり。あとおさえ。「仰せに従ひ立ち退き申さん、御—願ひあぐる」〈浄・忠臣蔵〉
しらげ‐うた【後挙歌】
《「しりあげうた」の音変化》上代歌謡の歌曲上の名称。歌句の末節を声上がりにうたう歌という。一説に、新羅歌(しらぎうた)、また、玄米を精白する際の作業歌の意とする。
しり【尻/臀/後】
[名] 1 人や動物の胴体の後部で、肛門の付近の肉づきの豊かなところ。けつ。おいど。臀部(でんぶ)。 2 動く人や物の後ろ。あと。後方。「行進の—について歩く」 3 物事の一番あと。終わりの部...
しり‐あし【後足/尻足】
あと足。うしろ足。「鹿の—を取りて肩に引き掛けて」〈今昔・二三・二三〉
しりう‐ごと【後言】
⇒しりゅうごと