おおつ‐じけん【大津事件】
明治24年(1891)、訪日したロシア皇太子ニコライ(のちのニコライ2世)が、大津市で警備中の巡査津田三蔵に切りつけられた事件。日露関係悪化を恐れた政府は、大逆罪の適用による死刑判決を強要したが...
しゅうじ‐かん【集治監】
《「しゅうちかん」とも》明治12〜36年(1879〜1903)の間、徒刑・流刑・終身懲役などの囚人を拘禁していた刑事施設の名称。以後は監獄とよばれるようになった。
ず【徒】
律の五刑の一。今の懲役刑にあたる。1年から3年まで半年ごとの五等級があり、流(る)より軽く、杖(じょう)より重い刑。徒罪。徒刑。
と【徒】
[音]ト(漢) ズ(ヅ)(呉) [訓]かち あだ むだ いたずら [学習漢字]4年 〈ト〉 1 乗り物に乗らずに歩く。かち歩きする。「徒行・徒渉・徒卒・徒歩」 2 何も持たない。「徒手」 3 ...
とけい‐しゅう【徒刑囚】
徒刑に処せられた犯罪者。
る‐ず【流徒】
流罪(るざい)と徒罪(ずざい)。流刑と徒刑。流人と徒人。