ふ‐じ【不二】
1 二つとないこと。無二。ふに。「この不同—の乾坤(けんこん)を建立し得るの点に於て」〈漱石・草枕〉 2 二つに見えるが、実際は一つであること。ふに。「善悪—」 3 十分に意を尽くさないとい...
ふじこ‐エフ‐ふじお【藤子・F・不二雄】
[1933〜1996]漫画家。富山の生まれ。本名、藤本弘。安孫子素雄(あびこもとお)とコンビを組み、「藤子不二雄」のペンネームで活動。ギャグ漫画「オバケのQ太郎」がヒットして人気作家となる。コン...
ふじゅふせ‐は【不受不施派】
日蓮宗の一派。文禄4年(1595)京都妙覚寺の日奥が、法華経信者以外からは施しを受けず、施しもしないと主張したことに始まる。江戸時代は禁制、明治9年(1876)公許を得る。岡山市御津金川(みつか...
ふ‐じょう【富饒】
[名・形動]富んで豊かなこと。また、そのさま。ふにょう。「—な稲の床となり得るらしい形勢さえも」〈宮本・禰宜様宮田〉
ふせいしれいでんじてききろく‐きょうよう【不正指令電磁的記録供用】
正当な理由なく、コンピューターウイルスなどの悪意あるプログラム(不正指令電磁的記録)を意図的に他人のコンピューターに仕込み、使用者が気づかないうちに実行され得る状態に置くこと。
ふだ‐さし【札差】
江戸時代、蔵米取りの旗本・御家人に対して、蔵米の受け取りや売却を代行して手数料を得ることを業とした商人。取次業の他にその蔵米を担保にして金融業を行い、巨富を畜えた。名の起こりは、蔵米受取人の名を...
懐(ふところ)を肥(こ)や・す
不当の利益を得る。私腹を肥やす。懐を暖める。「裏取引の口利きをして—・す」
フラット‐さんじゅうご【フラット35】
長期固定金利の住宅ローン。ローンの使途は新築住宅の建築・購入と中古住宅の購入に限られる。返済期間は15年〜35年。民間の金融機関が窓口となって利用者の住宅ローンを組み、その債権を住宅金融支援機構...
ふろう‐しょとく【不労所得】
働かないで得る所得。利子・配当金・家賃・地代など。→勤労所得
フロッタージュ【(フランス)frottage】
《摩擦の意》絵画の技法の一。紙を岩・木などの粗い面に当て、上から鉛筆・木炭などでこすって絵画的効果を得るもの。エルンストが創始。