えい‐ぎょう【営業】
[名](スル) 1 利益を得る目的で、継続的に事業を営むこと。また、その営み。特に、企業の販売活動をいう。「年中無休で—する」「—マン」 2 得意先を回って顔つなぎをし、商品の紹介、売り込みをす...
えたり‐がお【得たり顔】
得意そうな顔つき。得意顔。したり顔。「隆方つかうまつりて侍らんなど、—に言ひけるを」〈今鏡・一〉
え‐だる【柄樽】
一対の高い柄を付け、それに提げ手を通した酒樽。小売り酒屋が得意先に配達するのに用いた。その一種で、祝儀用として漆塗りにしたものを角樽(つのだる)とよぶ。
え‐て【得て】
[副] 1 「得てして」に同じ。「そう云う恩知らずは、—哲学者にあるもんだ」〈漱石・虞美人草〉 2 得意として。「—相撲を取りまする」〈虎明狂・鼻取相撲〉
え‐て【得手】
1 巧みで、得意とすること。最も得意とするところ。えて物。えて吉。「人にはそれぞれ—不得手がある」 2 「得手勝手」の略。「—のお方が、今宵一夜はおれが物、一寸側を離さぬと」〈浄・傾城酒呑童子〉...
得手(えて)に帆(ほ)を揚(あ)・げる
得意なわざを発揮できる好機が到来し、調子に乗って事を行う。
え‐もの【得物】
1 最も自分の得意とする武器。また、広く武器のこと。「—を手に戦う」 2 自分の最も得意なこと。得意な技。「左様のをさない御方に御指南を申すは私の—で御座る」〈虎寛狂・腹立てず〉
エービーシー‐ぶんせき【ABC分析】
企業の管理する対象を重要度によってABCのグループに分け、それぞれの特性に応じた管理方式を実施するために行われる分析。多品種を扱う企業で、在庫管理・品質管理・得意先管理などに用いる。パレート分析。
おいえ‐げい【御家芸】
1 その家に伝わる独特の芸。歌舞伎の市川家の「勧進帳」の類。 2 最も得意とする事柄。「柔道は日本の—」
おお‐いばり【大威張り】
[名・形動] 1 得意になっていばりかえっていること。また、そのさま。「—で仲間に自慢する」 2 少しも引け目を感じる必要がないこと。また、そのさま。「これで—で出席できる」