おすず
杉本章子の時代小説。平成11年(1999)「オール読物」誌に掲載。「信太郎人情始末帖」シリーズの第1作で、同作を表題作とする小説集「おすず信太郎人情始末帖」は、平成13年(2001)刊行。
お‐すべり【御滑り】
1 「滑り台」の美化語。 2 《女房詞から》神仏への供物や貴人の食物・所持品のお下がり。「『あなた、—でございます。一つお戴き遊ばせ』と青柳夫人は菊の御紋をうち出した紅葉雁(べにらくがん)を東老...
お‐すもじ【御す文字】
《女房詞から》 1 《御酢文字の意》「鮨(すし)」の美化語。「近ごろは、—でもお結びでも一口にいけますし」〈康成・十六歳の日記〉 2 《御推文字の意》推察の意の尊敬語。ご推察。おすいもじ。「その...
ぎょ・する【御する】
[動サ変][文]ぎょ・す[サ変] 1 (「馭する」とも書く)馬や馬車を巧みに扱う。「暴れ馬を—・する」 2 他人を自分の思い通りに動かす。「部下を巧みに—・する」 3 統治する。「政府は暫く此愚...