うたき【御岳】
沖縄地方で、村の中心となる聖地。老木の生い茂った森に自然石などがあり、祝女(のろ)が神に祈る場所とされている。おたけ。→斎場(せいふぁあ)御岳 →園比屋武(そのひゃん)御岳石門
おんたけ‐きょう【御嶽教】
教派神道の一。自然宗教的な山岳信仰から出発、下山応助により組織化され、明治15年(1882)神道大成派から独立。神仏習合的で、木曽の御嶽山を崇拝し、御嶽大神(国常立尊(くにのとこたちのみこと)・...
みたけ‐きょう【御嶽教】
⇒おんたけきょう
おんたけ‐さん【御嶽山/御岳山】
長野・岐阜両県境にある活火山。飛騨山脈南部にあり、標高3067メートル。中央火口丘の剣ヶ峰に御嶽神社がある。古代からの信仰登山の対象。木曽御嶽。 [補説]かつては死火山とみなされていたが昭和54...
おんたけ‐じんじゃ【御嶽神社】
長野県王滝村にある神社。御嶽大神(国常立尊(くにのとこたちのみこと)・大己貴命(おおなむちのみこと)・少彦名命(すくなびこなのみこと))を祭り、御嶽山(おんたけさん)上に奥社、山麓(さんろく)に...
み‐たけ【御岳/御嶽】
奈良県吉野にある金峰山(きんぷせん)の別名。 東京都青梅(おうめ)市南西部にある山。標高929メートル。山頂に御嶽(みたけ)神社がある。御岳山(みたけさん)。武蔵(むさし)御岳山。 長野・...
みたけ‐さん【御岳山】
⇒御岳
みたけ‐じんじゃ【御嶽神社】
青梅市にある神社。祭神は櫛真知命(くしまちのみこと)ほか二神。火災・盗難除(よ)けの神として信仰される。武蔵(むさし)御嶽神社。
みたけ‐そうじ【御岳精進】
吉野の金峰山(きんぷせん)に参詣する人が、その前に50日から100日の間精進すること。「—にやあらむ、ただ翁びたる声に額づくぞ聞こゆる」〈源・夕顔〉
みたけ‐まいり【御岳参り】
1 吉野の金峰山(きんぷせん)に参詣すること。御峯詣り。 2 長野県の御嶽(おんたけ)神社の奥宮へ参詣すること。→御嶽山 3 巳・午の日に、京都稲荷(いなり)神社の稲荷山山頂にもうでること。