こころ‐だま【心魂】
1 たましい。心。精神。「入相の鐘袋に—を籠めて」〈浮・永代蔵・五〉 2 心意気。度胸。きもったま。「大場に住める商人の—各別に広し」〈浮・胸算用・五〉 3 霊魂。「我は木挽(こび)きの吉介が娘...
こころ‐だましい【心魂】
1 正常な心の働き。正気。「—惑(まど)ひて、よろづのこと覚え給はず」〈宇津保・忠こそ〉 2 思慮才覚。才能。「かたちとても人にも似ず、—もあるにもあらで」〈かげろふ・上〉
しん‐こん【心魂/神魂】
こころ。たましい。全精神。「制作に—を傾ける」「—を打ち込む」
心魂(しんこん)に徹(てっ)・する
思いが心の奥までしみ込む。また、堅く心に決める。「—・して忘れない」