あい‐び【合(い)火】
喪など忌み事のある家の火を用いること。一般には「合い火を食う」といってきらった。→別火(べっか)
あおずり‐の‐きぬ【青摺りの衣】
1 物忌みのしるしとして、白地に山藍(やまあい)の葉などで模様を青く型摺りにした衣。 2 祭礼などに東(あずま)遊びの舞を奉仕する舞人の着用する装束。
あ・く【明く/開く/空く】
[動カ五(四)] 1 (開く) ㋐隔て・仕切り・覆いなどが、動かされて除かれる。閉じていたものがひらく。「窓が—・く」「鍵(かぎ)が—・かない」⇔閉まる。 ㋑営業が始まる。営業が行われる。「店...
あたり‐ぎ【当(た)り木】
「擂(す)り粉木(こぎ)」の忌み詞。「すり」を嫌っていう。
あたり‐ばこ【当(た)り箱】
「硯箱(すずりばこ)」の忌み詞。「すずり」の「すり」を嫌っていう。
あたり‐ばち【当(た)り鉢】
「擂(す)り鉢」の忌み詞。「すり」を嫌っていう。
あたり‐ぼう【当(た)り棒】
「擂(す)り粉木(こぎ)」の忌み詞。「すり」を嫌っていう。
あたり‐み【当(た)り身】
「擂(す)り身」の忌み詞。「すり」を嫌っていう。
あたり‐め【当(た)りめ】
「鯣(するめ)」の忌み詞。「する」を嫌っていう。
あたり‐や【当(た)り屋】
1 運がよくて人気を得た人や、大もうけをした店。 2 野球で、よくヒットの出るバッター。 3 故意に走行中の自動車などにぶつかって、治療費や補償金をゆすり取る者。 4 理髪店をいう忌み詞。ひげを...