ねん・ずる【念ずる】
[動サ変][文]ねん・ず[サ変] 1 物事の成就などを強く願う。「成功を—・ずる」 2 心の中で神仏に祈る。また、経文・名号などを心の中で唱える。「如来の済世を—・ずる」「弥陀の名号を—・ずる」...
ま・す【申す】
[動サ四]動詞「もうす」の音変化。または、「う」の無表記か。「一の御子敦仁の親王と—・しけるぞ」〈栄花・月の宴〉 「世を忍ぶお身なれば一所には置き—・されず」〈浄・手習鑑〉
みや‐おみな【宮女】
宮廷に仕える女性。きゅうじょ。「うちひさす—さすたけの舎人壮士(とねりをとこ)も忍ぶらひかへらひ見つつ」〈万・三七九一〉
目(め)を忍(しの)・ぶ
他人に見られないようにする。人目を忍ぶ。「親の—・んでデートを重ねる」
もじゅ‐せき【模樹石】
⇒忍ぶ石
もの‐いみ【物忌(み)】
[名](スル) 1 神事などのため、ある期間、飲食・言行などを慎み、沐浴をするなどして、心身のけがれを除くこと。潔斎。斎戒。 2 夢見の悪いときや、けがれに触れたとき、また、暦の凶日などに、家に...
もの‐ねんじ【物念じ】
物事をこらえ忍ぶこと。がまんすること。「—してのどかなる人こそ、幸ひは見はて給ふなれ」〈源・浮舟〉
る
[助動][れ|れ|る|るる|るれ|れよ]四段・ナ変・ラ変動詞の未然形に付く。 1 受け身の意を表す。…れる。「あたの風吹きて、三つある舟、二つは損はれぬ」〈宇津保・俊蔭〉 2 可能の意を表す。…...
わんざ‐くれ
[感]「わざくれ」の音変化。「思ふには忍ぶることも—負ひにし金はさもあらばあれ」〈仮・仁勢物語・下〉