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  1. 五十音図ラ行の第3音。歯茎弾き音の有声子音[r]と母音[u]とから成る音節。[ru]

  1. 平仮名「る」は「留」の草体から。片仮名「ル」は「流」の末2画から。

律の五刑の一。罪人を遠隔の地に送り、他に移ることを禁じた刑。より軽く、徒 (ず) より重い。遠流 (おんる) 安房 (あわ) 常陸 (ひたち) 佐渡隠岐 (おき) 土佐など)、中流 (ちゅうる) 信濃伊予など)、近流 (こんる) 越前安芸 (あき) など)の区別があった。流刑。流罪。

細い糸。糸すじ。

「青煙―の如く立ち昇るを見る」〈独歩・入郷記〉

[助動]《完了の助動詞「り」の連体形》⇒[助動]
[助動][れ|れ|る|るる|るれ|れよ]四段・ナ変・ラ変動詞の未然形に付く。
  1. 受け身の意を表す。…れる。

    1. 「あたの風吹きて、三つある舟、二つは損はぬ」〈宇津保・俊蔭〉

  1. 可能の意を表す。…することができる。

    1. 「酔 (ゑ) ひのすすみては、忍ぶることもつつまず」〈・竹河〉

  1. 自発の意を表す。自然と…られる。つい…られてくる。

    1. 「秋来 (き) ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかぬる」〈古今・秋上〉

  1. 軽い尊敬の意を表す。…れる。…なさる。→[助動]らる

    1. 「かの大納言、いづれの船にか乗らべき」〈大鏡・頼忠〉

[補説]中古になって発達した語で、近世まで広く用いられた。1の用法のときはラ変動詞には付かず、無生物が受け身の主語になることはきわめて少ない。2は、鎌倉時代ごろまでは、多く打消しや打消しとなる反語を伴って不可能の意を表す。なお、23の用法には命令形がなく、4は平安時代以降、盛んに用いられた。口語形「れる」。

〈流〉⇒りゅう

〈留〉⇒りゅう