あえ・ぐ【喘ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「あえく」》 1 苦しそうに、せわしく呼吸する。息を切らす。「急な坂を—・ぎながら登る」 2 重圧や貧困などに苦しみ悩む。「不況に—・ぐ」
あおいき‐といき【青息吐息】
困って苦しいときなどに、弱りきって吐くため息。また、そのため息の出る状態。「物価高で—だ」
あおいのうえ【葵の上】
源氏物語の女主人公の一人。光源氏の最初の妻。六条御息所(みやすどころ)の生き霊に苦しめられ、夕霧を出産後、急死。 謡曲。四番目物。源氏物語による。世阿弥が古作を書き改めたもの。 箏曲。山田...
あお・ぐ【仰ぐ】
[動ガ五(四)] 1 上を向く。上方を見る。あおむく。「星空を—・ぐ」 2 尊敬する。敬う。「師と—・ぐ」 3 教え・援助などを求める。請う。「指示を—・ぐ」「助力を—・ぐ」 4 あおむいてひと...
あお・る【煽る】
[動ラ五(四)] 1 うちわなどで風を起こす。また、風が火の勢いを強める。「うちわで—・って火をおこす」 2 風が物を揺り動かす。また、風を受けて物が動く。「強風にテントが—・られる」「通路の扉...
アカゲラ‐こくりつこうえん【アカゲラ国立公園】
《Parc National de l'Akagera》ルワンダ東部、タンザニアとの国境に位置する国立公園。アカゲラ川沿いの湿地、サバンナ、森林地帯からなる。元はベルギー植民地時代の動物保護区。...
あかのじょおう‐かせつ【赤の女王仮説】
ある生物種が、生息域や食性が競合する他種や天敵との関係において、生存のために絶えず進化を続ける必要があるという仮説。有性生殖が進化速度の向上をもたらし、感染症などへの対抗手段として重要な役割を持...
あかぼし‐ごまだら【赤星胡麻斑】
タテハチョウ科のチョウ。ゴマダラチョウに似るがやや大形で、後ろ翅(ばね)に赤い眼状紋がある。東アジアに分布。日本では奄美群島に生息。近年、関東でみられるものは大陸から人為的に持ち込まれたものとみ...
アカロア【Akaroa】
ニュージーランド南島東岸、バンクス半島にある港町。クライストチャーチの南東約80キロメートルに位置する。1840年代にフランス人が入植し、捕鯨基地を置いた。アカロア湾内にはセッパリイルカやハネジ...
あかん【阿寒】
北海道東部、釧路市の地名。旧町名。タンチョウが生息。