りんしょう‐い【臨床医】
患者に接して診察・治療をする医師。
りんしょう‐いがく【臨床医学】
患者に接して診断・治療を行う医学分野。内科・外科・産婦人科・小児科・耳鼻咽喉科・眼科・精神科などの領域に分かれる。基礎医学・社会医学に対していう。
りんしょう‐けんきゅう【臨床研究】
病気の予防・診断・治療方法の改善や、病気の原因の解明、患者の生活の質の向上などを目的として行われる医学研究で、人を対象とするものをいう。
りんしょう‐けんさ【臨床検査】
病気の診断、治療方針の選択、予後の判定などの資料とするために、患者の血液・尿・便などを採取したり、脳波・心電図などを測定したりして行う検査。
りんしょう‐しけん【臨床試験】
新薬の効果を確かめたり、既存の薬剤の追跡調査をしたりするため、患者や健康な人に服用させて試すこと。国に新薬としての承認申請をする場合には、特に治験(治療試験)という。
りんしょうてき‐のうししんだん【臨床的脳死診断】
主治医等が治療方針を決定するために、患者が脳死となっている可能性が高いかどうか臨床的に診断すること。診断基準は法的脳死判定とほぼ同じだが、患者の脳に致命的な損傷を与える可能性がある無呼吸テストは...
りんしょうひょうか‐しひょう【臨床評価指標】
病院が提供する医療の質を定量的に評価するための指標。入院患者の平均在院日数、転倒・転落発生率、リハビリテーション実施率、患者満足度、紹介率など多様な項目がある。クリニカルインディケーター。
レシピエント【recipient】
《受取人・受領者の意》臓器移植手術や骨髄移植手術で臓器の移植を受ける患者。ドナーから臓器を提供される人。
レッド‐リボン【red ribbon】
エイズ患者への偏見と差別をなくし、支援をするための世界的なキャンペーンの名称。または、そのシンボルとなる赤いリボン。WHOが定めた12月1日の「世界エイズデー」などで使用される。→アウェアネスリボン
ろうじん‐はん【老人斑】
1 アミロイドβたんぱく質が脳内に異常に凝集し沈着したもの。アルツハイマー型認知症の患者の脳に特徴的に現れる。アミロイド斑。 2 ⇒老人性色素斑