がた‐つ・く
[動カ五(四)] 1 がたがた音を立てる。「雨戸が—・く」 2 寒さや恐れなどのため、からだが震える。「足が—・く」 3 もめごとなどが起こり、そのために人々の気持ちが乱れる。「遺産分配で一家が...
がた‐ぴし
[副](スル)《「がたびし」とも》 1 建物や家具などのつくりが悪く、また、扱いが乱暴なために、きしむさま。また、その音。「ふすまが—する」「雨戸を—(と)開ける」 2 物と物とがぶつかり合って...
きたえ‐なお・す【鍛え直す】
[動サ五(四)]悪くなったもの、弱くなったものなどを正して、元の通りにする。「正月でなまった体を—・す」「たるんだ精神を—・す」
き‐び【気味】
《「きみ」の音変化。また「び」は「味」の漢音とも》気持ち。心持ち。「—が悪くって居ても起(た)っても居られませんもの」〈漱石・琴のそら音〉
き‐ぶん【気分】
1 快・不快など、ある期間持続する、やや漠然(ばくぜん)とした心身の状態。 ㋐ある状況によってもたらされる、その時の心持ち。「仕事をする—になれない」「今日は—がのらない」「—を新たにする」 ㋑...
きまり‐わる・い【決(ま)り悪い/極まり悪い】
[形][文]きまりわる・し[ク]《心のおさまりが悪い意》体裁が悪く恥ずかしい。気恥ずかしい。きまりがわるい。「顔を合わせるのが—・い」
き‐もち【気持(ち)】
1 物事に接したときに心にいだく感情や考え方。「—のこもった贈り物」「お—はよくわかります」 2 ある物事に接したときに生じる心の状態。気分。感じ。「—のよい朝」「—の悪い虫」 3 物事に対して...
きょう‐あく【梟悪】
性質が非常に悪くて、人の道に背くこと。また、その人。「世已(すで)に澆季(ぎょうき)にして—のもの最も時を得たり」〈田口・日本開化小史〉
狂瀾(きょうらん)を既倒(きとう)に廻(めぐ)らす
《韓愈「進学解」から》崩れかけた大波を、もと来た方へ押し返す。形勢がすっかり悪くなったのを、再びもとに返すたとえ。回瀾(かいらん)を既倒に反(かえ)す。
きょ‐しょう【虚証】
漢方で、体力・気力が衰え、顔色も悪く、疲れやすく、脈も弱々しい状態。→実証