よきサマリアびと‐ほう【良きサマリア人法】
負傷者を救助した際に、結果的に負傷者が死亡または悪化したとしても、救助者に重大な過失がない限り、その責任を問わないとする法律の総称。 [補説]名称は、新約聖書ルカ伝にある、けがをした旅人を介抱す...
よこ・す【寄越す/遣す】
[動サ五(四)] 1 こちらへ送ってくる。こちらへ渡す。「手紙を—・す」「使いを—・す」「分け前を—・す」 2 (動詞の連用形に「て」を添えた形の下に付いて)こちらへある動作をしむけてくる。「先...
横(よこ)と◦出(で)る
わざと意地悪い態度をとる。横意地を張る。「さやうに—◦出候はば、山こかしのやうに申したて」〈浮・色三味線・五〉
よご・れる【汚れる】
[動ラ下一][文]よご・る[ラ下二] 1 きたなくなる。不潔になる。「手が—・れる」「都会の—・れた空気」 2 悪いことに関係して、清らかさを失う。けがらわしくなる。けがれる。「そんな—・れたお...
よし【葦/蘆/葭】
植物アシの別名。「悪(あ)し」に通じるのを忌んで、「善(よ)し」にちなんで呼んだもの。
よし‐あし【善し悪し/良し悪し】
1 よいことと悪いこと。よいか悪いか。ぜんあく。よしわるし。「—を見分ける」「事の—をわきまえない」 2 よいとも悪いともすぐには判断できかねる状態であること。よしわるし。「まじめすぎるのも—だ」
よしわら‐すずめ【葦原雀】
1 ヨシキリの別名。《季 夏》「門出吉し田よしと—かな/一茶」 2 《ヨシキリのやかましい鳴き声から》口数が多くうるさい人。おしゃべり。「—口々に科(とが)の善し悪し夕時雨」〈浄・八百屋お七〉
よ‐じゅう【夜中】
一晩中。終夜。よもすがら。「悪魔は…、—刑場に飛んでいたと云う」〈芥川・おぎん〉
よ‐すぎ【世過ぎ】
世の中で生活していくこと。世渡り。口すぎ。「身過ぎ—」「こころなき悪文をつづり—する我の」〈犀星・あきらめのない心〉
よそ‐よそ【余所余所】
[名・形動ナリ] 1 互いに離れていること。また、そのさま。別れ別れ。ほかほか。「頼もしき筋ながらも、—にならひ給へるは」〈源・若紫〉 2 縁や関係がないこと。また、そのさま。「帝の御むすめをも...