あい‐らく【哀楽】
悲しみと楽しみ。「喜怒—」
あい‐れん【哀憐】
[名](スル)悲しみ哀れむこと。ふびんに思うこと。哀憫(あいびん)。
あかし‐くら・す【明かし暮(ら)す】
[動サ五(四)]夜をあかし、日を過ごす。月日を送る。毎日を過ごす。「悲しみのうちに—・す」
あと‐まくら【後枕】
寝たときの足の方と頭の方。足もとと枕もと。「男女の君達—にさし集ひて、いかにせんと嘆き悲しみ給へども」〈平家・六〉
あな
[感]喜び、悲しみ、うれしさ、怒りなどを強く感じて発する語。ああ。あら。「—ふしぎ」「—おそろしとおどろきて」〈枕・八〉
あるおとこのしょうがい【ある男の生涯】
《原題、(イタリア)Vita d'un uomo. Tutte le poesie》イタリアの詩人、ウンガレッティの全詩集。モンダドーリ社が1942年に刊行開始。1960年までに「喜び」「時の感...
哀(あわ)れを止(とど)・める
1 悲しみや同情を一身に集める。「ここに哀れを止めしは」の形で説教節などに常套(じょうとう)句として用いられた。「—・めたのは帰らぬ飼い主を待つ犬の姿だった」 2 深い感動がいつまでも残る。「秋...
あん‐ぜん【暗然/黯然/闇然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 悲しみ、絶望などで心がふさぐさま。気落ちするさま。「—として云うべき言葉もなく」〈谷崎・春琴抄〉 2 暗いさま。黒いさま。また、はっきりしないさま。「沖より来...
い・える【癒える】
[動ア下一][文]い・ゆ[ヤ下二] 1 病気・傷などが治る。治癒する。「病が—・える」 2 悲しみ・苦しみ・悩みなどが消える。「心の傷が—・える」
いか‐ばかり【如何許り】
[副]どれくらい。どれほど。「悲しみは—かと思いやる」