センチメンタリズム【sentimentalism】
1 いたずらに感傷におぼれる心理的傾向・態度。 2 18世紀後半のヨーロッパにおける文芸上の傾向。理性や意志よりも感情を重視して、詠嘆や悲嘆を強く表現したもの。感傷主義。
たん【嘆】
[常用漢字] [音]タン(呉)(漢) [訓]なげく なげかわしい 1 悲しんで、はあとため息をつく。なげく。「嘆願・嘆声・嘆息/慨嘆・嗟嘆(さたん)・愁嘆・長嘆・痛嘆・悲嘆」 2 感じ入ってため...
なげ・く【嘆く/歎く】
[動カ五(四)] 1 ひどく悲しむ。悲しんで泣く。悲嘆にくれる。「身の薄幸を—・く」「友の死を—・く」 2 世の風潮などを憂えて憤る。慨嘆する。「現今の世相を—・く」「倫理観の喪失を—・く」 3...
ねはん‐ず【涅槃図】
釈迦が沙羅双樹(さらそうじゅ)の下で入滅する情景を描いた図。一般に、釈迦が頭を北、顔を西、右脇を下にして臥(ふ)し、周囲に諸菩薩(ぼさつ)や仏弟子・鬼畜類などが集まって悲嘆にくれるさまを描いたも...
ハートブレーク【heartbreak】
《「ハートブレイク」とも》 1 悲嘆。悲痛。 2 失恋。
ひ【悲】
[音]ヒ(呉)(漢) [訓]かなしい かなしむ [学習漢字]3年 1 かなしい。かなしむ。「悲哀・悲運・悲歌・悲観・悲喜・悲劇・悲惨・悲壮・悲嘆・悲痛・悲憤・悲報・悲鳴・悲恋」 2 仏教で、情け...
ふじだいこ【富士太鼓】
謡曲。四番目物。宮中の管弦の催しの際に楽人浅間と役を争って殺された楽人富士の妻が、悲嘆に暮れて夫の形見の装束を着け、太鼓にかたきの姿を見て、これを打って狂乱する。
もの‐なげき【物嘆き】
心配。苦労。悲嘆。「公家、私今の—にして、しづ心なし」〈栄花・浦々の別〉
もん‐し【悶死】
[名](スル)もだえ苦しんで死ぬこと。もだえじに。「悲嘆のうちに—する」
わび【侘び】
《動詞「わ(侘)びる」の連用形から》 1 茶道・俳諧などにおける美的理念の一。簡素の中に見いだされる清澄・閑寂な趣。中世以降に形成された美意識で、特に茶の湯で重視された。→寂(さび) 2 閑寂な...