おう‐ねつ【黄熱】
アフリカや中南米の熱帯地域にみられる悪性の感染症。黄熱ウイルスによって起こり、蚊が媒介する。高熱・筋肉痛や出血・黄疸などがみられ、血液のまじった黒色のものを嘔吐(おうと)する。発病後5〜10日で...
おうむ‐びょう【鸚鵡病】
オウム・ハトなど鳥類の伝染病。病原体はオウム病クラミジアで、人間にも感染し、発熱・頭痛・せき・血痰(けったん)などの症状を呈する。感染症予防法の4類感染症の一。
オプソニン【opsonin】
食菌促進物質。活性化された補体(感染・炎症反応・免疫反応などに働く血清たんぱく質の総称)など。細菌やウイルスに付着して白血球の食作用を促進する。
オミクロン‐かぶ【オミクロン株/ο株】
2019年に初めて報告された新型コロナウイルス、SARS-CoV-2の変異株。WHO(世界保健機関)が指定するVOC(懸念される変異株)の一つ。2021年11月に南アフリカ共和国で確認され、世界...
オレアンドマイシン【oleandomycin】
マクロライド系抗生物質の一つ。小児の呼吸器感染症や異型肺炎に効力があり、副作用も少ない。放線菌の一種から発見された。
オンライン‐きせい【オンライン帰省】
ビデオチャットなどを通じて、郷里の家族や親戚と会話し、帰省の代わりとすること。 [補説]令和2年(2020)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大防止のため、政府が大型連休中のオ...
オンライン‐のみかい【オンライン飲(み)会】
ビデオチャットなどを通じ、実際に集合せずに行う飲み会。LINE、Skypeなどのメッセンジャーアプリのほか、Zoomなどのウェブ会議システムを利用し、複数人が音声や動画をリアルタイムでやりとりす...
オー‐いちいちいち【O111】
病原性大腸菌(腸管出血性大腸菌)の一種。強い毒性をもつ。加熱が不十分な食べ物から感染し、はげしい腹痛、下痢、血便がみられ、HUS(溶血性尿毒症症候群)などの合併症を引き起こす場合もある。感染者の...
オー‐いちごなな【O157】
病原性大腸菌(腸管出血性大腸菌)の一種。強い毒性をもつ。加熱が不十分な食べ物から感染、はげしい腹痛、下痢、血便がみられ、抵抗力が弱いと死亡することもある。感染者の便から二次感染が起こる。手洗いの...
オー‐いちれいよん【O104】
腸管出血性大腸菌の一種。食物を介して感染し、痙攣(けいれん)をともなう腹痛や激しい下痢などの症状がみられる。重篤な場合はHUS(溶血性尿毒症症候群)や脳症を引き起こし、死に至ることもある。→オー...