まん‐せい【慢性】
1 症状はあまりひどくないが、治りにくく、経過が長びく病気の性質・状態。⇔急性。 2 望ましくない状態が長く続くこと。「—化した不景気」
まんせい‐アルコールちゅうどく【慢性アルコール中毒】
⇒アルコール依存症
まんせいえんしょうせいだつずいせい‐たはつこんしんけいえん【慢性炎症性脱髄性多発根神経炎】
⇒慢性炎症性脱髄性多発神経炎
まんせいえんしょうせいだつずいせい‐たはつしんけいえん【慢性炎症性脱髄性多発神経炎】
手足の脱力・筋力低下が左右対称に起こる、神経疾患の一種。末梢神経で軸索を覆う髄鞘が障害されることによって起こる。自己免疫疾患の一種と考えられるが詳細な原因は不明。数か月にわたってゆっくりと進行す...
まんせいえんしょうせいだつずいせい‐たはつニューロパチー【慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー】
⇒慢性炎症性脱髄性多発神経炎
まんせい‐かんせんしょう【慢性感染症】
発病後の症状の発現が徐々で、経過も緩慢な感染症。結核・ハンセン病・梅毒など。慢性伝染病。→急性感染症
まんせいがいしょうせい‐のうしょう【慢性外傷性脳症】
頭部に繰り返し衝撃を受けたり、脳震盪(のうしんとう)を繰り返し起こした人が発症する、進行性の病気。受傷後数年以上経って、認知症やパーキンソン病に似た症状が現れる。ボクシング・プロレス・アイスホッ...
まんせい‐き【慢性期】
急性期を過ぎ、病状は比較的安定しているが、病気が穏やかに進行している状態。→慢性期病院
まんせいき‐こうれいしゃ【慢性期高齢者】
病状は安定しているが、治癒することは困難な状態で、継続的な治療・看護・介護などを必要とする高齢者。
まんせいき‐びょういん【慢性期病院】
病状の安定している患者に対して長期間の入院医療を提供する病院。→療養病床 →急性期病院