こらし・む【懲らしむ】
[動マ下二]「こらしめる」の文語形。
こらしめ【懲らしめ】
懲らしめること。懲りさせること。「いたずらに対して—を与える」
こらし・める【懲らしめる】
[動マ下一][文]こらし・む[マ下二]制裁を加えたりして二度としないようにさせる。懲らす。「いたずらを—・める」
こら・す【懲らす】
[動サ五(四)]こらしめる。「悪を—・す」
こり‐ごり【懲り懲り】
《古くは「こりこり」とも》 [形動]すっかり懲りて嫌になるさま。「こんな仕事はもう—だ」「二日酔いはもう—だ」 [副](スル) (多く「こりごりする」の形で)ひどく懲りて二度としたくないさま...
こり‐しょう【懲り性】
一度ですぐ懲りてしまうこと。こりしょう。「—もない人」
こりずま‐に【懲りずまに】
[副]《「ま」は、そのような状態であるの意を表す接尾語》前の失敗に、懲りもしないで。しょうこりもなく。「庸三は—、また葉子に逢いに行った」〈秋声・仮装人物〉
こ・りる【懲りる】
[動ラ上一][文]こ・る[ラ上二]失敗してひどい目にあい、もうやるまいと思う。「二度の失敗ですっかり—・りた」
こ・る【懲る】
[動ラ上二]「こりる」の文語形。
ちょう【懲】
[常用漢字] [音]チョウ(漢) [訓]こりる こらす こらしめる こらしめる。「懲役・懲戒・懲罰/勧善懲悪」