うえ‐つぼね【上局】
1 宮中で、后(きさき)・女御(にょうご)・更衣などが、通常の居室以外に、天皇の近くに賜った部屋。清涼殿には弘徽殿(こきでん)と藤壺(ふじつぼ)とがあった。うえのみつぼね。 2 貴人の邸宅で、主...
ウオーム‐シェア
《(和)warm+share(共有)》環境省が推進する節電・地球温暖化防止のための取り組みの一。家庭内で暖房する部屋を決めてそこに集まるようにしたり、各家庭で暖房を使用する代わりに、図書館や商業...
ウオーム‐ビズ
《(和)warm+biz(businessの略)》冬場、ビジネスパーソンが暖房の設定を低めにして仕事ができるよう、重ね着をしたり膝掛けを用いたりすること。環境省が地球温暖化などへの対策として提唱...
うきよものがたり【浮世物語】
江戸前期の仮名草子。5巻。浅井了意作。寛文5年(1665)ごろ刊。主人公浮世房の一代記を通して、当時の享楽的な社会風俗を描いている。
うぐいす‐がい【鶯貝】
ウグイスガイ科の二枚貝。浅海にすみ、腔腸(こうちょう)動物のヤギ類に足糸で付着する。殻長7センチくらい。殻表は赤褐色、内面は真珠色。貝殻の上端両縁が長く伸びている。房総半島以南に分布。
う‐しんしつ【右心室】
心臓の右側下方を占める部屋。右心房から静脈血を受け、肺動脈へ送り出す。
うす‐がす・む【薄霞む】
[動マ五(四)]わずかに霞がかかる。「海のあなたに—・む、山は上総(かずさ)か房州か」〈大和田建樹・鉄道唱歌〉
うす‐ずみ【薄墨】
1 墨が薄いこと。書いた墨の色が薄いもの。⇔濃墨(こずみ)。 2 「薄墨色」の略。 3 「薄墨紙」の略。 4 蕎麦掻(そばが)きをいう女房詞。
うす‐めばる【薄眼張】
フサカサゴ科の海水魚。全長約30センチ。体色は淡赤色で、背側面に5本の褐色帯がある。北海道南部から、太平洋側では房総半島、日本海側では朝鮮半島南部まで分布。オキメバルの名で売られている。
うち‐いり【内入り】
1 外出から帰って家に入ること。また、その際の機嫌。「女房供今戻った…と—よきに」〈浄・浪花鑑〉 2 収入。もうけ。「旦那のおかげで今日も—がよござりますわい」〈浄・伊賀越〉 3 「内揚(あ)げ...