て‐わざ【手業】
1 手先でする仕事。手仕事。 2 ある行為に及ぶこと。手出しすること。「唐琴さんに—さしゃんしたは」〈伎・韓人漢文〉
手(て)を掛(か)・ける
1 人手を費やす。手数をかける。手間をかける。「—・けた料理」 2 自分の手で行う。手掛ける。「民子は私が—・けて殺したも同じ」〈左千夫・野菊の墓〉 3 手出しをする。盗みをする。「人の物に—・ける」
手(て)を袖(そで)に◦する
手出しをしないで傍観する。「—◦して徒に日月を消するのみにて」〈福沢・学問のすゝめ〉
で‐しゃば・る【出しゃばる】
[動ラ五(四)]よけいな口を出したり手出しをしたりする。「関係ないことに—・るな」
なまじ【憖】
《「なまじい」の音変化》 [形動][文][ナリ]完全ではなく中途半端であるさま。いいかげん。なまじっか。「—なことでは承知しまい」 [副] 1 無理にしようとするさま。しなければよかったのに...
寝(ね)た子(こ)を起(お)こす
静かに収まっている物事によけいな手出しをして、問題を起こすことのたとえ。